2023年2月

2023年2月18日 (土)

おはようございます。対局当日の朝になりました。現地は薄い雲がかかっており、昼過ぎからは雨が降る予報です。
本日のスケジュールは以下のとおり。

9:00      対局開始
10:00     午前のおやつ
12:00~13:00 昼食休憩
13:00     対局再開
13:30     現地大盤解説開始(受付はすでに終了
15:00     午後のおやつ
??:??      終局

【棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/kiou/kifu/48/kiou202302180101.html

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(武蔵)

2023年2月17日 (金)

本局はABEMAで動画中継が行われます。詳細は以下のとおり。

【第48期棋王戦コナミグループ杯五番勝負第二局 渡辺明棋王対藤井聡太竜王】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/DBKekeVhW3vw4s

解説者:深浦康市九段、木村一基九段
聞き手:加藤桃子女流三段、小高佐季子女流初段

以上で本日のブログ中継を終了します。第2局は明日9時開始です。
どのような勝負になるでしょうか。お楽しみに。

(武蔵)

対局者が退場後、田中寅九段、稲葉八段、村田女流二段が、明日の対局の見どころ紹介を行って、お開きとなりました。
Img_5516(立会人の田中寅九段)
「対戦成績は渡辺棋王の2勝13敗。何でそうなるのか、どれも競っている将棋だと思うので、何かきっかけがあればと本人は思っていると思います」
Img_5530(現地大盤解説会解説者の稲葉八段)
「藤井五冠は今年度、先手で勝率9割5分以上も勝っています(未放映のTV棋戦を除き、28勝1敗、24連勝中)。第1局は振り駒の結果、藤井さんの先手で、非常に難解な将棋だったのですが、藤井さんがほんの少しの先手番のリードを保って勝ちきった将棋でした。今局は棋王が先手番です。このシリーズを取るためには先手番で絶対に勝たないと、という意味で明日は渾身の研究を披露していただけるのではないかと思います」
Img_5528(解説会の聞き手を務める村田智穂女流二段)
「今回は先後が決まっています。戦型予想をお願いします」
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稲葉八段
「渡辺棋王はいろいろ指されますが、傾向としては矢倉を勝負どころで使っている印象ですが、相手にも狙われそうです。相掛かりで、いちばんはやっているような形ではなく、実戦例が少ないようなところを持ってくるんじゃないかなと思います」

田中寅九段
「私の場合は戦型予想は非常にしにくいんです。渡辺さんは非常に研究家ですので、何か見つけたものにするんじゃないかと思うのですが、何を見つけたかは分かりませんので。期待としては古い矢倉になってほしいなと、それがいちばんなじみがあるので。でも、分かりません」

(書き起こし=飛龍、撮影=武蔵)

歓談後、両対局者が明日の対局に向けての抱負を述べました。
Img_5491(渡辺明棋王)
「このような開始式は2020年のコロナ禍以降、かなり久しぶりかなと。皆様の熱気に触れるのがすごく懐かしい感じがしました。明日の大盤解説会の開催も、コロナ禍以前ですと年に1回の棋王戦を楽しみにされている地元金沢、石川はじめ北陸地方の方を中心に非常に盛況になるというイメージがあります。皆様方に楽しんでいただけるような対局をできるように頑張っていきたいと思います」
Img_5499(藤井聡太竜王)
「(第72期ALSOK杯)王将戦第3局も金沢で対局させていただいて、本局まで3週間となるのですが、その間に棋王戦第1局、そのほかにもいろいろ対局がありまして、自分としては久しぶりにこちらに来たような感覚でいます。明日の対局は地元の方をはじめ、本当に多くの方に注目していただける対局になると思うので、最後まで楽しんでいただければ何よりと思っています」
Img_5503(ひと足早く、両者は退場した)

(書き起こし=飛龍、撮影=武蔵)

19時から第2局を記念して、開始式が行われました。
Img_5404(登壇する対局者)
Img_5413(砂塚隆広・北國新聞社代表取締役社長、日本将棋連盟石川県支部連合会会長)
「今年、北國新聞社の創刊130年の年に、待ち望んでいたお二人の対局が実現したのは大変感慨深く感じております。石川県の将棋ファンは心待ちにしておりました。明日の大盤解説会も応募が殺到しまして、抽選できていただく方はごく一部でございます」
Img_5424(森下卓・日本将棋連盟常務理事)
「渡辺棋王と藤井五冠、将棋界のタイトル8つのうち7つをお二人で取られている。当代、最高の対局が明日、行われます。両者が存分に力を出しきっていただいて、応援してくださる金沢市の皆様、将棋ファンの皆様にぜひ、お答えしていただきたいと思います」
Img_5441(花束贈呈)
Img_5483(贈呈は、将棋大会のポスター制作などを手掛ける大学生の宮岸あゆ香さんと、萱野輝生さんが行った)

(書き起こし=飛龍、撮影=武蔵)

17時30分から検分が始まりました。渡辺棋王から空調について言及があり、部屋が暑くなることが多いので、対局開始時は空調をつけずに始まるようになりました。
20230217img_5313(渡辺明棋王)
20230217img_5319(藤井聡太竜王)
20230217img_5326(駒は2種類から選ばれた)
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20230217img_5351(検分終了の一礼)

(武蔵)

渡辺明棋王(名人)に藤井聡太竜王(五冠)が挑む、第48期棋王戦コナミグループ杯五番勝負は、第1局を藤井竜王が制して、幸先のよいスタートを切りました。第2局は2月18日(土)、石川県金沢市「北國新聞会館」で行われます。対局は9時開始で、持ち時間は各4時間。昼食休憩は12時~13時。本局の立会人は田中寅彦九段、現地大盤解説会の解説を稲葉陽八段、聞き手を村田智穂女流二段、記録係は鈴木廉太郎三段(飯塚祐紀七段門下)がそれぞれ務めます。

【主催:株式会社共同通信社】
https://www.kyodo.co.jp/
【特別協賛:コナミホールディングス株式会社】
https://www.konami.com/ja/
【協賛:カロリーメイト】
https://www.otsuka.co.jp/cmt/

インターネット中継は棋譜コメント入力を飛龍、ブログを武蔵が担当します。
どうぞ、よろしくお願い致します。
Img_5180_3(対局前日の金沢市は暖かいが、雪は残る)

(武蔵)

2023年2月 5日 (日)

大盤解説会から戻り、あらためて感想戦が行われました。

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以上で第1局の中継を終わります。
ご観戦誠にありがとうございました。

(八雲)