黒沢五段が優勢に 長い中盤戦が続いていましたが、黒沢五段が敵陣突破に成功してリードを奪いました。こうなると先手は堅陣が頼もしい存在。後手から思わしい攻め筋がありません。検討陣は先手優勢との見解です。 (文)
熱のこもった押し引き 永瀬七段は馬を作って自陣に引き、黒沢五段が攻めを探って熱のこもった押し引きが続いています。控室に千田翔太六段、佐々木大地四段が姿を見せました。千田六段は前期の挑戦者。渡辺明棋王をカド番に追い詰めましたが、フルセットの末に敗れています。 18時40分ごろ、日本将棋連盟専務理事の森内俊之九段が控室に。藤井聡四段と盤を挟んで検討しています。 (文)
時間切迫の中盤戦 時刻は18時を回りました。永瀬七段、黒沢五段ともに残り時間が40分を切っています。控室には日本将棋連盟常務理事の鈴木大介九段が訪れて検討に加わりました。局面はまだ中盤戦の様相。形勢は永瀬七段がよさそうと見られていますが、まだはっきりはしないようです。 (文)
藤井聡太四段が控室に 黒沢五段が攻め駒を中央に集めて攻勢に出ています。控室には対局を終えた松尾歩八段、中川大輔八段が訪れました。松尾八段と近藤誠五段は、渡辺明棋王とともに所司和晴七段門下の同門です。 17時15分ごろ、対局を終えた藤井聡太四段が控室に。継ぎ盤を囲んでいます。検討陣の見解は「永瀬七段がやれそう」。松尾八段は「振り飛車の攻めが細いように見えます」と話しています。 (文)
永瀬七段、残り1時間を切る 永瀬七段、△8二飛(48手目)の考慮中に残り時間が1時間を切りました。黒沢五段は玉形でまさり、飛車のさばきも期待できそうですが、形勢はどうか。勝負は中盤の難所を迎えています。 (文)
スローペース 控室には近藤誠也五段と、ニコニコ生放送で聞き手を務める貞升女流初段が訪れています。近藤誠五段と継ぎ盤を挟む高見五段は、「ゆっくりした進行ですね」と話していました。16時過ぎの時点で、進んだ手数は46手。持ち時間4時間の対局としてはスローペースといえます。 (文)
控室の検討 ニコニコ生放送の休憩中に木村九段が控室を訪れ、遠山雄亮五段と談笑していました。その後、伊藤真吾五段と高見泰地五段が訪れて、継ぎ盤で本局の進行を検討しています。写真で高見五段の隣に座っているのは観戦記者の内田晶さん。本局の観戦記を担当します。 (文)