2011年3月 6日 (日)

第3局は激闘の中、久保棋王が鋭い見切りで渡辺玉を寄せて勝利。スコアを2-1とした。これで久保棋王はタイトル防衛と3連覇へ王手をかけた。久保棋王が連勝で3連覇となるのか、それとも渡辺竜王が勝ってフルセットへ持ち込むか。第4局は3月18日(金)、大阪市福島区「関西将棋会館」にて行われる。

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(本日はご観戦いただき、ありがとうございました)

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「△同玉は▲3一とで必死。最後も鮮やかでした。 なんだかいろいろあって、序盤のことは忘れました。ちょっと思い出してみます」

「序盤は渡辺竜王のペースから中盤は久保棋王が盛り返し終盤はどちらにも形勢が振れていたような気がします。久保棋王の2度の泥臭い▲6三銀が印象にのこりました。そこから最後一転しての鮮やかな寄せはすばらしかったです」

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「ちなみに私の今日の夕食は、昨日作ったけんちん汁がなぜか変な煮物みたいになったものです。それでは、なごり惜しいですが失礼します。第4局もお楽しみください!」

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図は19時25分頃の局面。この△5七金を見て深浦九段が「ひょえー」と声を絞り出す。この手に代えて△3五桂では▲7七飛と回られる。対する久保棋王は▲同飛!と応じ、以下△6六角▲5八飛△5七歩▲6六角△5八歩成(下図)と進んだ。
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おそろしい超絶技巧の応酬だ。棋譜解説チャットの佐藤六段は「何が起こっているのかついていけません!めまぐるしい展開!」と絶叫。

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(外はすっかり暗くなった)

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