2011年1月 6日 (木)
感想戦
終局直後
「難しい将棋だったのですが、終盤は少し勝ちだと思って
指していましたが最後はおかしくしてしまいました。思っ
たより、あっち(先手玉)が寄らなかったです。(棋王戦初
挑戦について聞かれ)挑戦は久しぶりで、せっかくのチャ
ンスなので、頑張りたいです。月並みですが全力でいい将
棋が指せればなと。(久保棋王の印象について聞かれ)振
り飛車党の第一人者なので、そのあたりは対策をしっかり
していきたい。(二冠に挑むにあたって)挑戦はかなり久し
ぶりなので楽しみな反面、だいじに指したいと思います」
(渡辺)。
「難しい将棋だと思っていたのですが、最後は穴熊の遠さが…。
チャンスはあったと思うのですが、完敗と言えば完敗ですね。
(作戦について聞かれ)1局目が四間飛車だったので、今回は中
飛車に。(振り飛車穴熊が見られるかと思ったがと聞かれ)またの
機会と言うことで」(広瀬)。
終局直後、両対局者のインタビューを聞こうと多くの報道陣が集まった。
(吟)
五番勝負の日程
第36期棋王戦五番勝負の日程は以下の通りです。
第1局 2月6日(日) 栃木県・宇都宮市「宇都宮グランドホテル」
第2局 2月26日(土) 石川県金沢市「北國新聞会館」
第3局 3月6日(日) 新潟県柏崎市「岬館」
第4局 3月18日(金) 大阪府大阪市「関西将棋会館」
第5局 3月29日(火) 東京都渋谷区「東京・将棋会館」
渡辺明竜王が挑戦者に
久保利明棋王への挑戦者を決める、第36期棋王戦挑戦者決定戦第2局は、20時25分、150手で渡辺明竜王の勝ちとなりました。消費時間は広瀬3時間58分、渡辺3時間59分。勝った渡辺竜王が棋王初挑戦を決めました。