2021年2月
対局開始
朝の様子
おはようございます
動画中継情報
本局はABEMAで動画中継が行われます。解説は中村修九段、千葉幸生七段。聞き手は室谷由紀女流三段、和田あき女流初段です。お楽しみください。
【第46期棋王戦五番勝負第二局 渡辺明棋王-糸谷哲郎八段】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/F9J5GNzczUXqXu
以上で対局前日のブログ更新を終了します。明日もどうぞよろしくお願いいたします。
(生姜)
検分
打ち合わせ会
第2局は20日金沢市で開催
渡辺明棋王に挑戦者糸谷哲郎八段が挑む第46期棋王戦五番勝負は第2局を迎えます。開幕局は糸谷八段が制しました。渡辺明棋王が星取りを五分に戻すのか、糸谷八段が連勝で棋王をカド番に追い込むのか注目の一番です。
対局は石川県金沢市「北國(ほっこく)新聞会館」で行われます。対局開始は9時。昼食休憩は12時から13時。おやつは10時と15時に出されます。先手番は糸谷八段。対局立会人は深浦康市九段、記録係は宮原暁月三段(中川大輔八段門下)が務めます。観戦記は本間博六段が担当します。
※新型コロナウィルス感染予防のため前夜祭、大盤解説会はありません。
本局の中継は棋譜・コメント入力を牛蒡、ブログを生姜が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
感想戦
終局直後
【糸谷八段の談話】
――後手番でしたが、雁木は用意された作戦でしたか。
糸谷八段 そうですね。1局やってみたかったので。
――控室では、序中盤は苦しいのではないかといわれていました。
糸谷八段 やっぱりそうだったんですかね……。いや、確かに(自玉が)薄すぎて、ちょっとなあと。そうですね、苦しい時間が長かったと思います。
――局面をリードしたと思われたのは、どの辺りでしたか。
糸谷八段 △4四玉(94手目)と逃げたところは玉が寄らなそうだったので助かったのかなと。ただ、まだ全然難しいと思っていました。
――初めての棋王戦五番勝負で、いま第1局が終わりました。振り返っていかがでしたか。
糸谷八段 序盤が難しくて、5筋を取る構想が無理だったか、それとも金銀を繰り出していったのが変だったか、ちょっと分からなかったです。その辺りが反省点です。
――次局に向けての抱負をお聞かせください。
糸谷八段 本局と同じように力を尽くして頑張りたいと思います。
【渡辺棋王の談話】
――序盤はリードしていたのはでないかという声が強かったですが、ご自身ではどう思われていましたか。
渡辺棋王 作戦勝ちかなとは思ったんですけど、具体的にいいわけではないので。そういう感じの時間帯が長かったですね。
――誤算があったところは。
渡辺棋王 ▲9七角(61手目)と出た割には戦果が挙がらなかったので、最初から出ないほうがよかったですね。むしろ危なくなってしまったので、そこは誤算でした。
――終盤は糸谷八段が入玉模様になって、捕まえにくい展開になりました。
渡辺棋王 玉が寄らなくなり、9七角が残ってしまったので、その分だけつらいかもしれないですね。
――第1局は残念な結果になりましたが、次の金沢に向けての抱負をお願いします。
渡辺棋王 今日は悔いが残る手を指してしまったので、次局以降はそのようなことがないように頑張りたいと思います。
(玉響)