2026年3月
有隣荘
棋王戦で見る手番の連勝記録
対局再開
昼食休憩
図の局面で藤井棋王が28分考えて12時となり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲藤井1時間30分、△増田1時間12分。昼食は藤井棋王が煮物御膳、増田八段は有隣御膳です。
煮物御膳の中身は、小鉢(菜酒酢味噌掛け、花山葵、蛍烏賊、うるい霙和え)、造里(白バイ、横輪、鮃、あしらい一式)、炊合せ(喉黒、筍)、蒸物(鰻、銀杏、海老、餅、百合根)、揚物(牡蠣香揚げ、猛者海老)、留椀(味噌汁)、御飯(鳥取県産星空舞)、果物(フルーツ盛り合わせ)。
有隣御膳の中身は、口取り(エシャロット生ハム巻、スナップ豌豆黄金巻き、丸十オレンジ煮、牛肉八幡巻、虹鱒甘露煮、貝割合鴨巻、牡蠣有馬煮、零余子真丈、目張寿司、小袖巻、小串焼、海老)、造里(旬の造り)、炊合せ(蒟蒻東寺巻、菜種、南京、桜麩、小芋、筍)、合肴(サーモンマリネ、寄せ生野菜)、小鉢(うるい霙和え、花山葵お浸し)、揚物(牡蠣香揚げ、猛者海老)、酢物(蛍烏賊万年酢、鰆松前押、豆乳豆腐、胡瓜、平貝、茗荷)、蒸物(茶碗蒸し)、留椀(味噌汁)、御飯(鳥取県産星空舞)、果物(フルーツ盛り合わせ)。対局再開は13時です。
新日本海新聞社
挑戦者の研究手
振り駒
戦型は一手損角換わり
前夜祭の見どころ紹介では、戦型についても言及がありました。久保九段は「藤井棋王が先手だと角換わり、増田八段が先手だと相掛かり」と見解を示します。 大橋七段は「先後問わず相掛かり系の将棋。藤井棋王が先手の場合は角換わりを目指されるかと思うが、増田八段が力戦形に誘導するのではないか」と予想しました。瀬川六段は「雁木もありうる」と三者三様でした。
増田八段は一手損角換わりを選択。藤井棋王は4筋に銀を繰り出す早繰り銀で対抗しました。上図から▲8六同歩△同飛▲2四歩△同歩▲7七桂(下図)と進みました。
次に▲8五歩で飛車の退路を断つ狙いです。△8二飛なら▲3五歩で先手も反撃に出られそうです。控室では「激しくなりそう」との声が聞かれました。
(検討する久保九段と瀬川六段)
(武蔵)



















50分近い考慮で、飛車を引かずに端歩を突き出しました。控室では増田八段が用意した研究手と見られ、▲9五同歩△9八歩▲同香△8九角▲8七銀△同飛成▲同金△9八角成(変化図)の進行は、後手の2枚換えで駒得となります。
後手は低い陣形を維持し、飛車打ちに強いのも踏み込みやすい要因のひとつといえそうです。





