2024年3月

2024年3月 2日 (土)

【花束贈呈】

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【対局者決意表明】

Img_8363藤井聡太棋王。
「能登半島地震で被災された方にはお見舞い申し上げます。新潟県にも大きな被害があったと聞いております。そうした中でご準備をしていただき心より感謝申し上げます。私は愛知県に住んでおりまして、愛知から新潟に行くのにいろいろなルートがあるのですが(会場笑)、昨年と同じく特急しらゆきに乗ってまいりました。昨年の対局は敗れてしまったのですが、終盤がいろいろなことがあって、見ている方々に楽しんでもらえたというところはあったのかなと思います。今年も多くの方に注目していただける対局になるかと思いますので、楽しんでいただけるよう全力を尽くして頑張っていきたいと思います」

Img_8385伊藤匠七段。
「正月の能登半島地震で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。そうした中でご準備をしていただき心から御礼申し上げます。私は新潟県に1回くらい訪れていると思い込んでいたのですが、どうやら記憶違いだったようで(会場笑)、今回が初めて訪れます。棋王戦では第1局から富山、金沢、新潟と初めて訪れる地方での対局が続いて、なかなか観光する余裕はないのですが、非常にどこも食事が大変美味しく、とても楽しませていただいております。第2局は反省点の多い内容となってしまったので、明日は一手一手最善を尽くしていい将棋をお見せできたらと思います」

【対局者退場】

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(八雲)

【両対局者入場】

Img_8258_2 藤井棋王。

Img_8261 伊藤七段。

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【主催者あいさつ】

Img_8288 佐藤明・新潟日報社代表取締役社長。
「藤井聡太棋王、伊藤匠七段、ようこそ新潟へ。心待ちにしておりました。今年の棋王戦は巡り合わせで被災地を巡ることになりました。切磋琢磨、しのぎを削って対局される姿が我々に活力を与えてくれると思っています。被災地を励ます、勇気づけてくれるような熱戦を期待しています」

Img_8290 佐藤社長から両者に記念品が贈呈された。

Img_8298 森下卓・日本将棋連盟常務理事。
「第3局を迎えまして藤井棋王の1勝、1引き分けとなっております。ぜひ明日は存分に力を発揮していただいて、素晴らしい名局を新潟の地で刻んでほしいと思っております」

【乾杯】

Img_8310 奥州光治・日本将棋連盟新潟県支部連合会会長。
「今日は『ようこそ新潟へ』という方が多いのではないでしょうか。明日は全国が注目していることと思います。明日の名局を期待して乾杯!」

(書き起こし=生姜)
(八雲)

検分のあと、両対局者は打ち合わせや取材、明日の食事・おやつの注文、揮毫などを行いました。

Img_8211 関係者の打ち合わせ会。

Img_8216 新潟日報社の個別取材を受ける藤井棋王。

Img_8217 伊藤七段はその間におやつと食事を選んだ。

Img_8219 取材の後、記念色紙に揮毫する藤井棋王。

Img_8225 入れ替わりで取材を受ける伊藤七段。

Img_8231 藤井棋王は食事のメニューを手に真剣に検討。

このあとは18時30分から前夜祭が行われます。

(八雲)

15時50分から対局場の検分が行われました。
対局で使用する盤や駒、部屋の照明や空調などの具合を確認します。

Img_8157 対局室には伊藤七段が先に姿を見せた。

Img_8173 5分ほどして藤井棋王も入室。

Img_8179 関係者が揃って検分が始まった。

Img_8189 藤井聡太棋王。

Img_8185 挑戦者・伊藤匠七段。

Img_8205 部屋の温度の調整方法などが確認された。

Img_8198 その他、問題はなく検分は数分で終わった。

(八雲)

藤井聡太棋王に伊藤匠七段が挑戦する、第49期棋王戦コナミグループ杯五番勝負は藤井棋王の1勝1持将棋で第3局を迎えました。対局は3月3日(日)新潟県新潟市「新潟グランドホテル」で行われます。
第3局の先手番は藤井棋王。対局開始は9時。12時から13時まで昼食休憩。持ち時間は各4時間です。立会人は藤井猛九段、記録係は吉田響太三段が務めます。現地大盤解説会の解説は千田翔太八段、聞き手は貞升南女流二段が務めます。観戦記は内田晶さんが担当します。

【主催:新潟日報社】
https://www.niigata-nippo.co.jp/
【主催:共同通信社】
https://www.kyodo.co.jp/
【特別協賛:コナミグループ】
https://www.konami.com/ja/
【協賛:Calorie Mate】
https://www.otsuka.co.jp/cmt/

本局の中継は、棋譜コメントを生姜、本ブログを八雲が担当します。
どうぞよろしくお願いいたします。