石川県金沢市は江戸時代に加賀藩の城下町として栄え、風情ある街並みを求めて海外からも観光客が訪れます。金沢城や兼六園、ひがし茶屋街だけでなく、現代アートを中心にした「金沢21世紀美術館」も人気スポットのひとつです。いまの旬はブリなどの海産物で、冬の味覚を求めて飲食店が多くの人でにぎわいます。1月1日に能登半島地震が起き、被害が比較的軽かった金沢市からも観光客が遠のきました。しかし、地震発生から2カ月ほど経ち、少しずつ人出が戻りつつあります。
今回は対局場の北國新聞会館に近い、尾山神社を散策しました。尾山神社は加賀藩祖・前田利家を祀る神社として、明治6年(1873年)に創建されました。金沢城公園や兼六園、繁華街の香林坊は徒歩圏内とあって、観光ルートのひとつになっています。
(尾山神社神門。1875年に建築された。当時は前例のない、和漢洋折衷が特徴である)