2014年12月22日 (月)

不可解な手順

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図は17時20分頃の局面。羽生名人は前図から▲2九飛△1三桂に▲2四歩△同歩を入れて▲3四銀打と打ちました。対して深浦九段は少考で△5五角成としています。
控室で予想されていた▲3四歩△2二銀▲4四銀のほうが明らかに自然で△5五角成も防いでいて味がいい。それに比べると▲3四銀打はひねった感じの手で、検討陣は「何故▲3四歩から▲4四銀ではいけなかったのか理由が分からない」と言っています。

いずれにしろ図の△5五角成で先手の次の一手が分からず、形勢判断は白紙に戻されました。難解な手順が続きそうです。

(八雲)