踏み込んだ棋王 図は95手目▲3二成香の局面。藤井棋王は直前の△8六歩を取らずに寄せに出ました。控室では▲8六同歩△7五銀以降の変化を調べていました。控室では激しい手順から検討する、といわれますが、藤井棋王は先手玉の目前に迫ってきた歩を取らない、より踏み込んだ選択をしています。たしかに、現局面の先手玉はまだ詰めろではありません。いまが好機とみたようです。(銀杏) (12時59分ごろ、対局室に戻る藤井棋王)