2024年3月17日 (日)

10時になり、現地イベントが始まりました。メイン会場では、吉田将棋碁盤店、将棋駒研究会、日本将棋連盟の実演物販ブースが設けられています。関係棋士が登壇し、島九段があいさつをしました。大盤解説の様子など随時紹介していきます。

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(牛蒡)

おはようございます。日光市は晴れ、予想最高気温は18度。
昨日はコートが不要なくらい暖かい日でした。今日もそうなりそうです。
本日のスケジュールは下記の通りです。

09:00 対局開始
10:00 おやつ
12:00 昼食休憩
13:00 対局再開
15:00 おやつ

【あす、日光で棋王戦5番勝負第4局|下野新聞】
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/869506
【日光で棋王戦前夜祭|下野新聞】
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/869546

Dsc_6128_2(ホテル上層階から撮影。鬼怒川が流れる)

(牛蒡)

2024年3月16日 (土)

明日の展望と題し、島朗九段、鈴木大介九段、広瀬章人九段、佐々木勇気八段が約20分間、ユーモアあり、深い話ありといった濃密なトークショーが行われました。司会進行は北尾まどか女流二段が務めました。

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島朗九段
「藤井さんは渡辺さん(明九段)、豊島さん(将之九段)、永瀬さん(拓矢九段)、広瀬さんと戦っているときの感じと、同年代の伊藤さんとでは印象が違うんですよ。これから長く戦う相手だけに勝負色が強くなっているのでしょうか」

広瀬章人九段
「二人の中では感想戦でもバチバチやっているらしいんですけれども、傍目には和気あいあいに見えます。そういった中でも読み比べをしていると思いますし、ひょっとすると藤井さんも意としているところがあるのかもしれません」

佐々木勇気八段
「藤井さんは自分の定跡があって、相手が誰でも変わらずに藤井さんの定跡をぶつける形を取っていたと思うのですが、今回の対伊藤戦に関しては相手を見ているのかなと感じていて。伊藤さんの作戦に対して工夫を凝らしているなと。追い込まれている伊藤七段がどんな内容で戦うか。気持ち的な面が指し手に出るかどうか」

鈴木大介九段
「渡辺さんは竜王戦で羽生さんに0-3からひっくり返して4連勝して。あれがなかったらこんなに長く活躍していなかったのでは。伊藤さんは挑戦者争いもしているしタイトル戦にも出ている。二人はこれから長い勝負なので1つ返すのがすごく大事で、流れも変わります。将棋の内容自体は紙一重だと思いますので」

(牛蒡)

Dsc_5700(関根文夫・下野新聞社専務取締役)

「私は生まれも育ちも日光です。日光は国立公園でもありますし、世界文化遺産にも指定されています。自然環境や歴史文化に恵まれた日光ですが、イベントがあまりありませんでした。棋王戦の開催で日光の魅力が増したのではないかと喜んでおります」

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Dsc_5747(歓談中の長谷部五段。戦後唯一の栃木県出身の棋士。小山市が地元だ)

Dsc_5951(立会人の島九段。そして、とちぎ将棋まつりの出演者がせいぞろい)

(牛蒡)