2026年3月29日 (日)

振り駒の結果、歩が3枚出て藤井棋王の先手に決まりました。
9時、久保九段が対局開始を宣言。互いに飛車先の歩を突き、序盤はスラスラと進みます。
20260329img_5165(藤井棋王の初手は▲2六歩)
20260329img_5170(増田八段は△8四歩で追随した)
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(武蔵)

本局は、ABEMAと囲碁将棋チャンネルで動画中継されます。

【ABEMA】
・8時30分から終局まで
・出演者:鈴木大介九段、村中秀史七段、伊藤沙恵女流四段、和田はな女流1級
https://abema.tv/channels/shogi/slots/AkN7ZRwE91grpX

【囲碁将棋プラス】(午前無料、午後は要メンバーシップ登録)
https://www.youtube.com/watch?v=6zTKrjWyuDs
・8時30分から終局まで
・出演者:千田翔太八段、齊藤優希四段、本田小百合女流四段

(武蔵)

おはようございます。対局当日の朝を迎えました。現地の朝は曇りですが、午後からは次第に回復に向かう予報です。最高気温は18度の見込みで、一日をとおして、大きな天候の崩れはなさそうです。
一日のスケジュールは下記のとおり。

9:00  対局開始
10:00 午前のおやつ
12:00~13:00 昼食休憩
13:00 現地大盤解説会開始
15:00 午後のおやつ
??:??  終局
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(武蔵)

2026年3月28日 (土)

対局者が去ったあと、久保九段、大橋七段、日本将棋連盟常務理事の瀬川晶司六段、脇田女流初段が登壇し、明日の対局の見どころを紹介しました。
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Img_5074(久保九段)
「まずは何と言っても振り駒ですよね。ここまで、後手がすべて勝っていますけど、両対局者は先手がほしいと思っているのではないかと思います。そういえば私もこの棋王戦で、15年前にフルセットで後手が全部勝ったシリーズ(※)がありました」
(※)第35期五番勝負で、久保棋王(肩書は当時)は佐藤康光九段の挑戦を受け、3勝2敗で防衛に成功しました。

Img_5079(大橋七段)
「この五番勝負を通して、序盤から工夫の多いシリーズで、そのあたりを注目して見ていただければと思います」

Img_5084(瀬川六段)
「藤井棋王は第3局の新潟対局を逆転で負けたときは、かなり元気がなかったです。しかし、先日名古屋でお会いしたときは、かなり元気になられている、自信が回復しているように思いました。明日は先手が勝つ番かなと。増田八段も先手がほしいでしょうし、どちらが先手を握るかが大きな鍵と見ています」

Img_5077(脇田女流初段)
「明日は初手から注目です。将棋ファンの皆様は勝負めしも楽しみにされていると思います。大盤解説会ではおやつクイズもあるようですので、そちらでもお楽しみいただければと思います」


以上で本日の中継ブログ更新を終了します。対局は明日9時に始まります。
お楽しみに。

(書き起こし=潤、撮影=武蔵)

お楽しみ抽選会では対局者の揮毫色紙がプレゼントされました。対局者は明日の対局に向けての意気込みを述べたあと、花束を受け取ってから前夜祭会場をあとにしました。
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Img_5011(藤井棋王)
「これまでの4局は増田八段の序盤の工夫だったり、中盤の強さだったりを感じることが非常に多かった。明日は五番勝負の最終局ということで、注目して見ていただけると思うので、これまでの第4局までの経験を生かして、期待に応えられるような熱戦にできるよう、精一杯頑張る」

Img_5025(増田八段)
「今期の五番勝負は、自分から工夫してそれがうまくいっているのかなと。最終戦ということで緊張感のある将棋になると思うが、第5局の作戦はしっかり用意してきたつもりなので、熱戦にできればと思う」

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(書き起こし=潤、撮影=武蔵)

18時、両対局者を迎えて前夜祭が開かれました。
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Img_4981(吉岡徹・新日本海新聞社代表取締役社長)
「たくさんの将棋ファンの方に鳥取の地へお越しいただいた。第5局の開催が決まり、鳥取は沸きに沸いている。新日本海新聞社は発刊50周年となり、今回のような名誉なことは初めて。地元新聞社として、全力で努める」

Img_4988(遠藤良和・日本将棋連盟鳥取県支部連合会会長)
「王将戦は藤井棋王の防衛となり、棋王戦もさらに注目を集めている。この鳥取の地で棋王戦の第5局が開催されるのは、地元民にとっては本当にありがたいことで、あるかどうかそわそわしていた。明日の対局が将棋史上に残る名局になることを切に願う」

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(書き起こし=潤、撮影=武蔵)

現地入りした対局者一行は、すぐに検分を行いました。検分は対局者が盤駒の選定や空調、照明の反射などをチェックするものです。思考の妨げになる要因を排除し、立会人同席のもとで公平性を担保します。対局者の細かな要望を反映させ、盤上に没頭できる土壌を整えます。有隣荘での対局は初ですが、大きな問題はなく、わずか10分足らずで終了しました。
20260328img_4926(藤井聡太棋王)

20260328img_4931(増田康宏八段)
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(武蔵)