イベント・動画中継
東京の「駒テラス西参道」では16時から大盤解説会が開かれます。解説は松尾歩八段、聞き手は伊奈川愛菓女流二段が担当。詳細は下記リンク先をご覧ください。
【駒テラス西参道|日本将棋連盟】
https://www.shogi.or.jp/nishisandou/#event0204
本局はABEMAで中継があります。解説は北浜健介八段と井田明宏四段、聞き手は本田小百合女流三段と加藤結李愛女流初段が担当します。
【ABEMA】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/9Zztxf1cXxPikX
(文)
前夜祭
18時から「ホテルグランミラージュ」で前夜祭が開かれました。第1局は北日本新聞社、魚津市が主催します。北日本新聞社の蒲地誠社長は「能登半島地震の被災者に元気や希望を与えられる棋王戦になれば」、魚津市の村椿晃市長は「北陸を巡るこの棋王戦を通じて応援をお願いしたい」、日本将棋連盟常務理事の西尾明七段は「能登半島地震に被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます」と述べました。
日本将棋連盟富山県支部連合会の河島敏夫会長が乾杯の発声を行います。続いて両対局者が登壇すると、藤井棋王は「大変な状況の中でこうして対局ができることを本当にありがたく思います」、伊藤七段は「棋士としていい将棋を指して皆さまを元気づけることができれば」とあいさつしました。2人は地元の中学生から花束を受け取って記念撮影に応じました。
両対局者の退場後は森内九段、村田顕六段、服部六段、野原女流初段が対局の見どころについて語りました。森内九段は「藤井さんが先手だったら角換わり、伊藤さんが先手だったら相掛かりの確率が高い。朝の振り駒がすごく大きい」と戦型予想。村田顕六段は得意戦法の村田システムについて聞かれ、「2人が公式戦でやっているのを見たことがないが、やってほしいと夢見ている」。大盤解説を担当する村田顕六段、服部六段、野原女流初段は富山県出身ということもあり、それぞれ富山の魅力を語っていました。棋士による色紙抽選会も行われ、前夜祭は盛況のうちに閉会となりました。
(北日本新聞社 蒲地誠社長)
(魚津市 村椿晃市長)
(日本将棋連盟常務理事 西尾明七段)
(日本将棋連盟富山県支部連合会 河島敏夫会長)
(伊藤七段)
(藤井棋王)
(右から森内九段、村田顕六段、服部六段、野原女流初段)
(文)
検分
第1局は富山県魚津市で開催
藤井聡太棋王に伊藤匠七段が挑戦する第49期棋王戦コナミグループ杯五番勝負が開幕します。昨年に竜王戦七番勝負でもタイトルを争った同学年対決。藤井棋王の2連覇か、伊藤七段の初タイトルか、注目のシリーズです。第1局は2月4日(日)、富山県魚津市「新川文化ホール」で行われます。
立会人は森内俊之九段、記録係は吉田響太三段(所司和晴七段門下)。現地大盤解説会(事前申し込み制)は村田顕弘六段、服部慎一郎六段、野原未蘭女流初段が担当します。
対局開始は9時、昼食休憩は12時から13時。持ち時間は各4時間。開幕局のため、先後は振り駒で決定します。
インターネット中継は棋譜・コメント入力を銀杏、ブログを文が担当します。
【主催:共同通信社】
https://www.kyodo.co.jp/
【特別協賛:コナミグループ】
https://www.konami.com/ja/
【協賛:Calorie Mate】
https://www.otsuka.co.jp/cmt/
(文)
五番勝負日程
藤井聡太棋王と伊藤匠七段の五番勝負日程は以下の通りです。
第1局 2月4日(日)富山県魚津市「新川文化ホール」
第2局 2月24日(土)石川県金沢市「北國新聞会館」
第3局 3月3日(日)新潟県新潟市「新潟グランドホテル」
第4局 3月17日(日)栃木県日光市「日光きぬ川スパホテル三日月」
第5局 3月26日(火)東京都渋谷区「東郷神社」
(琵琶)
記者会見
感想戦終了後に記者会見が行われました。
【挑戦権を獲得した伊藤七段への代表質問】
――棋王初挑戦を決めた今のお気持ちは。
伊藤 今期の棋王戦は1敗した時点で挑戦が厳しい状況でした。挑戦できてうれしく思います。
――兄弟子の本田奎六段が初参加で挑戦者になりました。同門ですが、そのあたりはいかがですか。
伊藤 本田さんが初参加で挑戦されたときは非常に刺激になりましたし、やはり自分も今回そういった棋戦で挑戦できてうれしく思います。
――10月、11月と竜王戦七番勝負で戦った藤井棋王との対戦について。
伊藤 前回の竜王戦でも非常に力の差を感じましたし、やはり今回も非常に厳しい戦いになるかなと思っています。
――五番勝負に向けた抱負について。
伊藤 やはり今のままだと竜王戦のようなことになってしまうのかなと思うので、開幕までにしっかりと実力をつけて臨みたいと思います。
――今年は竜王戦、棋王戦の挑戦者になりました。1年を振り返っていかがでしたか。
伊藤 やはり今年の初めはタイトル戦に出るというのはなかなか縁がなく、そういった位置だったので、非常に充実した1年になったのかなと思います。
――五番勝負は第1局の富山を皮切りに、金沢、新潟、栃木と全国を巡ります。ファンに向けて豊富や意気込みをお願いします。
伊藤 棋王戦は北陸のほうで開催されるイメージがあって。自分自身もあまり行ったことがない場所で対局できるので非常に楽しみにしています。
――食事などはいかがですか。北陸はブリがおいしいですよ。
伊藤 そうですか。それは楽しみにしております(笑)。
(琵琶)

























