じっくりした中盤戦 伊藤七段は▲8六銀(1図)と上がりました。7七の銀を上がって角筋を通しました。対する広瀬九段は△6三金(2図)と上がったのです。▲5五角には△5二飛と飛車を転回して▲8八角に△5六歩と中央から攻めるのでしょうか。 控室を訪れた片上大輔七段は「先手は▲4七銀と引いて▲3六飛と寄り、▲3四歩と桂頭を狙うのが理想の攻めになります」と解説しています。 (琵琶)
国立競技場を訪問 千駄ヶ谷を散策してきました。天気がよくてすがすがしい散歩になりました。 (将棋会館を出て、右に歩いて行くとある建物が見えてきました) (国立競技場です。一昨年の夏は東京オリンピックで賑わいました) (オリンピック競技の銅像) (秩父宮記念スポーツ博物館は臨時休館。残念) (近代オリンピックの創始者・ピエール・ド・クーベルタンの記念碑とオリンピックミュージアム) (1964年の東京オリンピックで使った聖大台) (五輪のオブジェは記念写真の人気スポットになっている) (琵琶)
後手が雁木に組む 昼食休憩再開後の一手は▲2七銀(1図)でした。右銀を攻めに使う構想です。以下、実戦は△4三銀上▲3六銀△3四歩▲同歩△同銀▲3五歩△4三銀左▲6八銀△6五銀▲7七銀(2図)まで進んでいます。後手は雁木に組んでから5筋の銀を6五に出て、▲7七銀を強要しました。角筋を止めて相手の攻撃力を下げる方針のようです。 (伊藤七段は後手の雁木をどう攻略するのか) (琵琶)
対局再開 (伊藤七段が先に戻ってきた) (定刻になり、▲2七銀を着手する伊藤七段) (対局室に戻ってきた広瀬九段) (着座するとすぐに前傾姿勢になる) (午後の対局室) (午後の戦いが始まった) (琵琶)
昼食休憩に入る 12時、この局面で伊藤匠七段が19分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲伊藤1時間4分、△広瀬38分。昼食の注文は伊藤匠七段がチキンカツ定食、味噌汁(ふじもと)、広瀬九段が豚しょうが焼き弁当(鳩やぐら)です。対局は12時40分に再開します。 (伊藤七段の注文した昼食) (チキンカツ定食) (広瀬九段の注文した昼食) (豚しょうが焼き弁当) (琵琶)