2024年12月17日 (火)

2024121774図は17時50分頃の局面。ここまでの消費時間は▲増田3時間9分、△斎藤3時間25分。
控室の評判は、先手ややリード。ただ、斎藤五段が勝負手を連発し、猛攻が続いています。差は意外に小さく、先手が少しでも間違えればすぐに逆転してもおかしくない情勢です。増田八段は、この攻めをしのぎきれば差をつけることができそうです。

Img_4638 増田八段は形勢リードながら、現在は辛坊を続けている。

(八雲)

2024121748図は16時35分の局面。ここまでの消費時間は▲増田2時間41分、△斎藤2時間52分。
斎藤五段の指した△9五角は本格的な戦いの始まりを告げる思い切った手です。先手に角を渡すと▲5六角のような筋も生じるため怖いところですが、ここで勝負に出ないと模様の差がさらに広がるとみたのかもしれません。中盤の勝負手といえそうです。

Img_4631 斎藤五段が中盤で思い切った勝負に出た。

(八雲)

2024121739時刻は15時を回りました。ここまでの消費時間は▲増田2時間7分、△斎藤2時間5分。
3筋で始まった戦いは5筋に波及して、少しずつ戦いの幅が広がっています。控室では「先手が指しやすそう」と言われています。後手陣が乱れているのに対して、先手陣は整然としており、このあと玉を囲ってから攻める展開になれば理想的です。

Img_4567 指しにくい展開と見られている斎藤五段。踏ん張りどころだ。

(八雲)

202412173113時半を過ぎたところで、先手の増田八段が▲3五歩と仕掛けました。長い序盤が続いていたので、控室では▲7九玉のような手が予想されていました。ただ、直前に後手が△5一角と角の転換を目指したところなので、△7三角と好位置に据えられる前に動きたかったのかもしれません。この機敏な仕掛けから、局面がどう展開するか。実戦は△3五同歩▲4六銀と進んだところで斎藤五段が時間を使っています。

Img_4522 玉を囲いきる前に増田八段が機敏な動きを見せた。

(八雲)

今年の9月8日に完成した新将棋会館。将棋道場とショップ、カフェを併設した「棋の音(きのね)」は10月1日にグランドオープンしています。一方で、公式戦の対局は年内まで旧将棋会館で行われ、年明けから新将棋会館で行われる予定です。

Img_4584 今日の対局が行われている将棋会館。23日(月)が最後の対局日となる。

Img_4581 将棋会館のシンボル。石の看板も間もなく見納め。

Img_4600 こちらが新将棋会館ビル。1階部分がすべて将棋会館だ。

Img_4595 新将棋会館にも新しい石の看板が設置されていた。

Img_4588 こちらの棋の音は営業中。いつも賑わっている。

Img_4598 日本将棋連盟の入口。対局関係の部署以外は移転済みだ。

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(八雲)

202412172312時、図の局面で斎藤五段が57分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲増田39分、△斎藤1時間9分。昼食の注文は、増田八段が「B定食=鶏肉と五目野菜のクリーム煮」(紫金飯店)、斎藤五段が「にぎり特上+納豆巻2本」(千寿司)。対局は12時40分に再開します。

Img_4612 増田八段の注文品。

Img_4618 斎藤五段は特上寿司で気合いを入れてきた。

(八雲)