2024年2月 3日 (土)

東京の「駒テラス西参道」では16時から大盤解説会が開かれます。解説は松尾歩八段、聞き手は伊奈川愛菓女流二段が担当。詳細は下記リンク先をご覧ください。

【駒テラス西参道|日本将棋連盟】
https://www.shogi.or.jp/nishisandou/#event0204

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本局はABEMAで中継があります。解説は北浜健介八段と井田明宏四段、聞き手は本田小百合女流三段と加藤結李愛女流初段が担当します。

【ABEMA】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/9Zztxf1cXxPikX

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18時から「ホテルグランミラージュ」で前夜祭が開かれました。第1局は北日本新聞社、魚津市が主催します。北日本新聞社の蒲地誠社長は「能登半島地震の被災者に元気や希望を与えられる棋王戦になれば」、魚津市の村椿晃市長は「北陸を巡るこの棋王戦を通じて応援をお願いしたい」、日本将棋連盟常務理事の西尾明七段は「能登半島地震に被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます」と述べました。
日本将棋連盟富山県支部連合会の河島敏夫会長が乾杯の発声を行います。続いて両対局者が登壇すると、藤井棋王は「大変な状況の中でこうして対局ができることを本当にありがたく思います」、伊藤七段は「棋士としていい将棋を指して皆さまを元気づけることができれば」とあいさつしました。2人は地元の中学生から花束を受け取って記念撮影に応じました。
両対局者の退場後は森内九段、村田顕六段、服部六段、野原女流初段が対局の見どころについて語りました。森内九段は「藤井さんが先手だったら角換わり、伊藤さんが先手だったら相掛かりの確率が高い。朝の振り駒がすごく大きい」と戦型予想。村田顕六段は得意戦法の村田システムについて聞かれ、「2人が公式戦でやっているのを見たことがないが、やってほしいと夢見ている」。大盤解説を担当する村田顕六段、服部六段、野原女流初段は富山県出身ということもあり、それぞれ富山の魅力を語っていました。棋士による色紙抽選会も行われ、前夜祭は盛況のうちに閉会となりました。

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(北日本新聞社 蒲地誠社長)

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(魚津市 村椿晃市長)

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(日本将棋連盟常務理事 西尾明七段)

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(日本将棋連盟富山県支部連合会 河島敏夫会長)

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(伊藤七段)

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(藤井棋王)

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(右から森内九段、村田顕六段、服部六段、野原女流初段)

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現地入りした両対局者は対局場の「新川文化ホール」に移動し、検分に臨みました。盤は日本将棋連盟から運んだもの、駒は富山県支部連合会からの提供です。検分が滞りなく終わると、両対局者と立会人は駒を保存する平箱のふたに揮毫しました。

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藤井聡太棋王に伊藤匠七段が挑戦する第49期棋王戦コナミグループ杯五番勝負が開幕します。昨年に竜王戦七番勝負でもタイトルを争った同学年対決。藤井棋王の2連覇か、伊藤七段の初タイトルか、注目のシリーズです。第1局は2月4日(日)、富山県魚津市「新川文化ホール」で行われます。
立会人は森内俊之九段、記録係は吉田響太三段(所司和晴七段門下)。現地大盤解説会(事前申し込み制)は村田顕弘六段、服部慎一郎六段、野原未蘭女流初段が担当します。
対局開始は9時、昼食休憩は12時から13時。持ち時間は各4時間。開幕局のため、先後は振り駒で決定します。
インターネット中継は棋譜・コメント入力を銀杏、ブログを文が担当します。

【主催:共同通信社】
https://www.kyodo.co.jp/

【特別協賛:コナミグループ】
https://www.konami.com/ja/

【協賛:Calorie Mate】
https://www.otsuka.co.jp/cmt/

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