2025年2月 2日 (日)

増田八段も残り時間が1時間を切る

2025020274△8七歩は陣形を乱す手筋の垂らしで、この手の考慮中に増田八段は残り時間が1時間を切りました。先手が放置すれば、玉の逃げ道を制限できます。▲8七同金以下、△4四角▲同角△同飛▲6六角△4七飛成▲同金△3八角(変化図)が進行の一例。2025020282先手の玉形を乱しての両取りは、より厳しくなりそうです。実戦は△8七歩を放置して▲3九飛と寄りました。変化図の両取りの筋を消して、▲8七金と歩を払いやすくした意味がありそうです。
Img_6383(増田八段は△8七歩に37分を費やした)

(武蔵)