2025年2月

2025年2月 1日 (土)

18時から高知県高知市「城西館」で、「高知対局の集い」と題した前夜祭が催されました。
Img_5964(中平 雅彦・高知新聞社代表取締役社長)
「この近くに生誕地がある幕末の志士・坂本竜馬が少年時代から囲碁や将棋に興じていた。これを機に高知の将棋熱が高まることを期待する」

Img_5971(濵田 省司・高知県知事)
「来年10月に開催される、よさこい高知文化祭2026高知県実行委員会の委員長も務めている。文化芸術の1つである将棋をタイトル戦開催によって振興し、手に汗握る熱戦を期待したい」


Img_5985(清水 市代・日本将棋連盟常務理事)
「増田八段は事前の問いで不安なこととして、初めての和服や盤上の作戦でなく、前夜祭のスピーチだった。藤井棋王は年始の挨拶で新しいことに恐れずに挑戦し、実力として高めていきたいと述べていた」

(武蔵)

空路と陸路に分かれて高知県を訪れた対局者一行は、スケジュールどおりに検分に臨みました。検分は対局に使用する盤や駒、部屋の明るさなどを確認する作業です。増田八段には笑顔もあって緊張した様子はなく、リラックスしていた様子でした。
20250201img_5892_2(藤井聡太棋王)
20250201img_5908(挑戦者の増田康宏八段)
20250201img_5902(藤井棋王にも笑顔が見られた)
20250201img_5922(大きな問題なく、5分ほどで検分は終わった)

(武蔵)

第50期コナミグループ杯棋王戦五番勝負が開幕します。藤井聡太棋王(七冠)に挑む増田康宏八段は、この番勝負が自身初のタイトル挑戦となります。開幕局(高知新聞社主催)は、2月2日(日)高知県高知市「高知市文化プラザかるぽーと」で指されます。持ち時間は各4時間。開幕局のため、先後は振り駒で決まります。対局は9時開始。12時から1時間の昼食休憩が設けられ、おやつは10時と15時にそれぞれ用意されます。
立会人は森けい二九段、記録係は清水航三段(伊藤博文七段門下)が務めます。現地大盤解説会は佐藤天彦九段と黒田尭之五段(ゲスト)、島井咲緒里女流二段が担当します。観戦記の執筆は君島俊介さんです。
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http://live.shogi.or.jp/kiou/kifu/50/kiou202502020101.html

(武蔵)