2023年12月
対局開始前の様子
第49期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定二番勝負第2局
藤井聡太棋王への挑戦権を争う第49期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定二番勝負第2局の広瀬章人九段-伊藤匠七段戦をお送りします。第1局は敗者組から進出した伊藤匠七段が勝ち、挑戦権獲得に望みをつなぎました。本局に勝った棋士が挑戦権を獲得します。
第2局は12月26日(火)10時から東京・将棋会館「特別対局室」で行われます。持ち時間は各4時間。先後は振り駒で決定します。
棋譜コメントを八雲、ブログ更新を琵琶が担当します。よろしくお願いいたします。
【第2局 棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/kiou/kifu/49/kiou202312260101.html
【主催:共同通信社】
https://www.kyodo.co.jp/
【特別協賛:コナミグループ】
https://www.konami.com/ja/
【協賛:Calorie Mate】
https://www.otsuka.co.jp/cmt/
感想戦の様子
終局直後の様子
伊藤匠七段が勝って第2局へ
102手まで、伊藤匠七段が広瀬章人九段を下しました。終局時刻は20時48分。消費時間は、▲広瀬3時間59分、△伊藤匠3時間56分。
挑戦者決定戦第2局は12月26日(火)に東京・将棋会館で行われます。
(八雲)
逆転で後手優勢
時刻は20時30分を回りました。
先手がややリードを見られていましたが、差が開かない中で続く終盤の攻防で抜け出したのは後手の伊藤七段でした。現局面ははっきり後手優勢と見られています。
(八雲)
難解な中盤
時刻は19時を回りました。
前記事の▲4五歩以下、角交換にはならず引き続き中央で押し合いが続いています。盤上は複雑になり、急所がわかりにくい難解な中盤戦が続いています。気になるのは残り時間で、伊藤七段は残り16分と追い詰められています。対する広瀬九段は残り1時間3分と余裕を残しています。
(八雲)