伊藤七段は▲8六銀(1図)と上がりました。7七の銀を上がって角筋を通しました。対する広瀬九段は△6三金(2図)と上がったのです。▲5五角には△5二飛と飛車を転回して▲8八角に△5六歩と中央から攻めるのでしょうか。
控室を訪れた片上大輔七段は「先手は▲4七銀と引いて▲3六飛と寄り、▲3四歩と桂頭を狙うのが理想の攻めになります」と解説しています。
(琵琶)
伊藤七段は▲8六銀(1図)と上がりました。7七の銀を上がって角筋を通しました。対する広瀬九段は△6三金(2図)と上がったのです。▲5五角には△5二飛と飛車を転回して▲8八角に△5六歩と中央から攻めるのでしょうか。
控室を訪れた片上大輔七段は「先手は▲4七銀と引いて▲3六飛と寄り、▲3四歩と桂頭を狙うのが理想の攻めになります」と解説しています。
(琵琶)
図は広瀬九段が△4四歩と突いたところです。▲同角と取られてしまうので大胆な一手に見えます。▲4四同角には△4三銀上と雁木に構える方針でしょうか。以下▲8八角に△3四歩と突いて飛車を圧迫していくのが理想の展開といえそうです。したがって先手も簡単には歩を取れないかもしれません。
(琵琶)
本局は9時50分からABEMAで動画中継されています。
【ABEMA:第49期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定二番勝負第二局広瀬章人九段対伊藤匠七段】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/9ufWrXxN4saCaK
(琵琶)