先手が動きを見せる 図は14時50分過ぎの局面です。長い駒組みが続いていましたが、先手が▲6六歩と突きあげて動きました。本格的な戦いを目指すものではなく、ひとまず6筋の歩を手持ちにしてポイントを稼ぎにいく目的のようです。 広瀬九段が細かい動きでポイントを稼ぎにいった。(八雲)
準決勝の再現 図は指し直し局22手目の局面です。△1四歩の直前まで、本線準決勝の両者の戦いとまったく同じ進行でした。その将棋は△6二金▲2九飛に△6五桂から、非常に激しい戦いに突入しました。本譜は△1四歩で、後手の伊藤七段が指し手を変えています。 伊藤七段は指し手を変えて準決勝のリベンジを目指す。(八雲)
指し直し局開始 指し直し局の駒を並べる広瀬九段。 同じく伊藤七段。 13時29分、予定時刻に対局開始。 広瀬九段の初手は▲7六歩。 伊藤七段は△8四歩と応じた。 仕切り直して、あらためて午後の戦いが始まった。(八雲)
千日手成立 51手まで、千日手が成立しました。終局時刻は12時59分。消費時間は、▲伊藤匠58分、△広瀬51分。指し直し局は先後を入れ替え、消費時間を引き継いで、30分後の13時29分に開始します。 千日手成立直後の様子。 駒を片付ける広瀬九段。 伊藤七段。 対局はいったん仕切り直しに。(八雲)
対局再開 駒組みが続く 再開前、両者ともに早めに盤の前に戻って来ていた。様子を見に来ているのは別室で竜王戦を対局する森内俊之九段。 対局が再開されると広瀬九段はすぐに△3一玉を着手した。 伊藤七段が表情を鋭くして盤を見つめている。 挑決の大一番は午後の戦いへ。(八雲)
昼食休憩 12時、図の局面で広瀬九段が6分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲伊藤53分、△広瀬41分。昼食の注文は、伊藤七段が「生姜焼き定食」(ふじもと)、広瀬九段が「チキン山椒焼き弁当」(鳩やぐら)。対局は12時40分に再開します。 生姜焼き定食(ふじもと) チキン山椒焼き弁当(鳩やぐら) (八雲)