2013年2月

2013年2月22日 (金)

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(検分には2組の駒が用意された。左が雅峰作錦旗書、右が良尊作古水無瀬書)

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(明日、対局で使用されるのは良尊作古水無瀬書に決まった)

※このあと19時から現地では前夜祭が開催される。

(吟)

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(おやつのサンプルケーキが届く。両対局者は明日のおやつを決める。橋本八段もおもわず覗き込む)
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(郷田棋王は決まった)
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(渡辺竜王は思わず考え込む)

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(あなたならどれを選びますか?)
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(正解は明日のおやつの時間までお楽しみに)

(吟)

郷田真隆棋王の先勝で始まった第38期棋王戦五番勝負。郷田棋王が連勝で防衛に王手を掛けるか、挑戦者の渡辺明竜王が1勝1敗のタイに持ち込むか。第2局は2月23日(土)石川県金沢市「北國新聞会館」にて9時開始。立会人は橋本崇載八段、現地大盤解説は山崎隆之七段、聞き手は甲斐智美女流四段、記録係は香川愛生女流初段が務める。

本局の中継は棋譜・コメント入力が烏、ブログを吟が担当する。どうぞよろしくお願い致します。
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(写真は長野市「長野ホテル犀北館」にて行われた今期の開幕局)

2013年2月 3日 (日)

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―― 郷田さん、中盤から非常に難しい戦いだったと思うのですが。

郷田 変化が多い将棋でよく分からないまま指していました。

―― ▲6七金右(69手目)と上がった辺りの形勢判断は?

郷田 他の手が浮かばなかったのでしょうがないかなと思っていました。

―― 優勢を意識されたのは?

郷田 ▲4五桂(107手目)ですね。最後まで分からないですが、駒を持てば詰む形になったので。

―― 好発進となりましたが第2局以降の抱負を。

郷田 1局1局指すだけです。

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―― 今日は中盤から苦しかったのですか。

渡辺 そうですね。中盤で長考(△9四飛・1時間22分の考慮)になったところで思わしい手がないので、まずいような気がしました。

―― ▲6七金右(69手目)は意表の手でしたか?

渡辺 ▲8三桂を先に打つかという話ですが、どちらもあるかなと思っていました。ただ本譜は▲9七歩(79手目)まで進んでみて、あまり思わしくなかったです。

―― 棋王戦は始まったばかりです。第2局目以降のお気持ちを。

渡辺 巻き返せるように頑張りたいと思います。

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(吟)