久保棋王、決断 対局再開から13分、久保棋王が△6六角と郷田陣に襲い掛かった。以下▲同歩△4五歩▲5七銀△3六飛まで進み、ここまでは控え室でも想定されていた手順。そこで先手はいろいろあると言われていたが郷田九段はすぐに▲2八飛と飛車を2筋に戻した。まるで「読み筋ですよ」と言わんばかりの早さであった。 決断した久保棋王。アーティストはこれからどのような旋律を奏でてくれるのか。 (吟)
昼食休憩に入る ▲4八飛と回った手に久保棋王が23分使って12時となり昼食休憩。対局再開は13時より。昼食休憩までの消費時間は▲郷田九段が1時間53分、△久保棋王が50分。 昼食は両対局者とも洋風御膳。 (吟)
久保棋王の趣向 前例の朝日杯の準決勝、▲羽生善治二冠-△菅井竜也五段戦は▲7八銀に△3二銀。本局の久保棋王は△7二玉と趣向を見せた。トッププロ同士の最前線の戦いが繰り広げられている。 △7二玉と早くも趣向を見せた久保棋王。どんな戦いが待ち受けているのか。 (吟)
午前のおやつ 午前のおやつは久保棋王がフルーツ盛り合わせ(メロン・イチゴ・マンゴー)とアイスコーヒー。 郷田九段はショートケーキとホットコーヒー。なお郷田九段からはフルーツ系の飴が欲しいとの希望があり開始時に盤側に供されている。 (吟)