2012年2月

2012年2月 5日 (日)

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▲9六銀が驚きの一手。自ら囲いを崩す手で「凄い手だね」の声が控え室では上がる。

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▲9六銀を伝え聞いた飯島七段も「えぇっ、そんな手があるんですか」と驚きの声。サプライズゲストもビックリの手だ。

(吟)

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▲5七歩と打った手に控え室では「次に▲6四歩△同金▲2四飛△同歩▲2三角が狙いかな」と田中九段。「▲2三角に備えて△5二飛(1二の香にヒモが付く)かな」と再び田中九段。

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▲5七歩に△5二飛が着手されると「おお、当たるねー。私も強いね」と田中九段。

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(吟)

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15時すぎ、久保棋王の手が動き△5六歩。5筋から仕掛けていった。▲5六同歩△同飛に▲5五歩で飛車の退路を封鎖するのは△6八歩と垂らす手が生じる。▲同金でも▲同飛でも△5九飛成がある。また▲同角と取るのは△6六飛と取れる。したがって△5六同飛に郷田九段は▲6五歩で勝負。

(吟)

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「ニコニコ生放送」では▲7八金右で次の一手が出題された。△3一飛、△6一飛、△6四角、その他の4択だ。久保棋王はどのような指し手を見せるのか。47、1%でその他が1番多い。今回の次の一手は「ニコニコ生放送」スタッフの方が選んだもの。本局では通称「ニコ様」と豊川七段に呼ばれている。

(吟)

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前夜祭にサプライズゲストで登場した飯島七段が大盤解説にも登場。

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対局者の様子も天井カメラの映像も見ることが出来る。

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大盤解説会場の前には「にいがた新春将棋フェスティバル」のチラシが。阿久津主税七段と大平武洋五段による将棋教室や指導対局が行われる。来週の日曜(2月12日)も新潟が熱い。

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▲8八金と寄った手に対し、さして時間を使わずに△8四歩と突いた。

「早いな」と木村八段。

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関係者に千日手の可能性を聞かれ「ないことないですが、(9筋)端の位を取っているだけ、郷田さんは分のある戦いと見てると思います。郷田さんが千日手にしないでしょう」と答える。

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午前中と打って変わって真剣な表情で継ぎ盤に向かう木村八段。

(吟)