2012年1月 6日 (金)

歩切れに悩む先手

20120106_5918時10分頃、広瀬七段は▲4五歩(図)と動く。以下△4五同歩▲5二歩成△同金上▲7三桂成△同桂▲4四歩△7七と(下図)までパタパタと進んだ。先手は歩切れで手が作りにくいのが何よりの泣きどころ。手順中の▲7三桂成はその歩を手に入れるための非常手段だ。


20120106_66▲4四歩そのものは厳しい攻めなのだが、やはり歩切れであることが響いている。左図では先手に歩さえあれば、▲4三歩成△同金右▲4四歩の攻めが厳しく、また▲8四歩で飛車先を止めることもできる。しかし駒台にはその歩がない。形勢は後手に傾いてきたようだ。


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