昼食休憩時の対局室 (対局室に用意されたビデオカメラ。この映像は大盤解説会場のスクリーンに映される) (久保棋王の王将。穴熊に囲ったが、桂を跳ね出して少し肌寒い) (渡辺竜王の玉将。金銀が機能的に連結した銀冠) (久保棋王は右側を向くと番神堂と雪に覆われた山々が、渡辺竜王は左側を向くと日本海が見える) (文)
大盤解説会は盛況 (「岬館」前の駐車場。昨日の様子) (今日はこの車の数) (中はすでに大盛況!) (対局室の映像がスクリーンに映されている) (近藤六段と矢内女流四段) (序盤からていねいに解説する近藤六段) (矢内女流四段。「華があっていいね」と来場者は顔をほころばせていた) (文)
機敏な仕掛け、豪胆な反撃 10時50分頃、渡辺竜王が△7五歩と突いた。手薄な角頭を狙っての動きで、▲同歩に△7二飛が常用の攻め。後手の守りは万端整っているので、あとは飛車を使っていきたい。現時点では6九金が中途半端な駒なので、常識的に考えれば久保棋王は激しい戦いにはしたくない。ところが……。実戦は▲7五同歩△同飛に▲3七桂!(下図) なんと局面を収めるどころか、積極的に反撃の姿勢を見せた。まだ午前中だが、すでに緊迫した局面を迎えている。 (文)