本日のスケジュール
動画配信のお知らせ
本局はABEMAで動画配信が行われます。
2月22日(土)8時30分配信開始。
https://abema.tv/channels/shogi-live/slots/FFBtGSftwQ3rkX
解説は郷田真隆九段と金井恒太六段、聞き手は伊藤沙恵女流四段と宮宗紫野女流二段です。
(八雲)
前夜祭(5)
【明日の見どころ・展望・抽選会】
(右から)青野九段、村山八段、貞升女流二段、伊藤女流初段。
立会人・青野照市九段
「増田八段はすごい才能を持った人で、小学4年生のときからプロが見ても違和感のない将棋を指していた。藤井棋王は大山(康晴十五世)名人みたいに威圧感のあるタイプではないけど、指した人にしか分からない強さがあるのだと思う。戦型は相掛かりじゃないかと思いますが、やっぱり五番勝負なので第5局まで見たいですよね」
大盤解説・村山慈明八段
「増田八段は同じ八王子将棋クラブの出身。インタビューを聞く限り、手応えは感じていると思います。藤井棋王の一番の強さは弱点を少しずつ克服するところ。いまはもう本当に隙がない、完全体のような形と感じています。明日は増田八段が矢倉にして、力勝負に持ち込んでいくのではないかと思います」
大盤解説聞き手・貞升南女流二段
「第1局の増田八段の研究、午前中の早指しがすごかった。先手番の第2局でどこまで研究されているのか楽しみです」
大盤解説PC操作・伊藤明日香女流初段
「過去の対戦は8局中4局が角換わり。1局(増田八段の)中飛車があるので、その可能性もあるのかなと」
前夜祭(4)
【両対局者に花束贈呈・インタビュー】
プレゼンターは鈴木和空さん(奥側・小学校5年生)と佐田悠真さん(小学校2年生)。
鈴木さんは、石川県新春将棋大会ジュニア級優勝者。佐田さんは、同大会の初心者の部で優勝した。
── 震災で被害に遭われた方へのエールを。
藤井 1年経ったいまでも復興は道半ばだと思いますし、その後も豪雨被害があって大変な思いをされている方も多くいらっしゃると思います。1日も早い復興を願っています。そういった中で棋王戦の金沢対局を開催していただいて、石川の多くの方々に応えられるよう、私自身も精いっぱい頑張りたいです。
── 3連覇に向けての意気込みを。
藤井 第1局を指して増田八段の強さであったり、自分自身の課題というのも見えてきたところがあったので、それを生かして、しっかり集中して、よりよい内容の将棋を指したいと思っています。
増田八段へのインタビュー
── 震災で被害に遭われた方へのエールを。
増田 昨年の能登半島地震により、被害に遭われた皆さまに心からお見舞い申し上げます。私としましては、明日いい内容の将棋を指して、石川の皆さまに勝利をお届けできればと思います。
── タイトル奪取への意気込みを、
増田 第1局は初めてのタイトル戦でしたが、序盤は自分が想定していた展開にはできたと思っています。ただ、中終盤の難しいところでミスが出てしまい、差を感じたので、明日はその辺りを修正して、勝って、奪取できるように頑張りたいと思っています。
前夜祭(3)
前夜祭(2)
【挨拶】
砂塚隆広・北國新聞社 代表取締役社長
「明日の対局では、昨年の1月1日に起きた能登半島地震で倒壊した、将棋連盟石川県支部連合会の塩井一仁さんの家屋の下から奇跡的に見つかりました盤と駒を提供していただいております。明日は被災地、能登の皆さん、復興に向けて支援をしていらっしゃる皆さまの励みになるような対局になればいいなと思っております」
森下卓・日本将棋連盟常務理事
「金沢の地には何度訪れたか分からないほど随分とお世話になっております。ただ、今回はちょっと趣が違っておりまして、藤井棋王に挑戦するのが弟子の増田八段ということで、いつも対局者には『皆さまのご声援に応えるように素晴らしい対局を見せてください』と言っているのですが、今回はどっちかに勝ってもらいたいような(笑)、複雑な立場になります。藤井棋王と増田八段には棋王戦の50年の歴史に残る対局を見せてもらえればと思います」
新保博之・金沢市副市長
「記念すべき第50期の棋王戦第2局が、ここ金沢で開催できますことを本当にうれしく思います。日本全国のファンが注目をされていると思いますが、ここ石川も将棋を志す子どもたちがたくさんいますし、明後日23日(日)には『北陸ジュニア棋王戦』という大会が開催されます。藤井棋王と増田八段に金沢に起こしいただいて、今日のファンの皆さまとひと時を過ごしていただけるということで楽しみにしております」
谷川浩司・十七世名人(特別ゲスト)
「今年は阪神・淡路大震災から30年の節目の年で、毎年1月17日には追悼行事があるのですが、今年、神戸三宮の東遊園地で、灯篭によって形取られた言葉が『よりそう』でした。復興支援のやり方はたくさんありまして、金沢で棋王戦が行われることもそうですし、こうして前夜祭、大盤解説会に大勢の方にお越しいただくことも復興支援のひとつだと思っています。対局者のおふたりには熱戦、名局を見せていただき、それを北國新聞や共同通信、棋譜中継などで報道していただくことが、全国から石川、能登に目を向けていただくことにつながると思っています」
(八雲)