2026年2月28日 (土)

対局場に到着した両対局者や関係者は、検分前に段取りの打ち合わせを行いました。(銀杏)

Dsc_4752(石垣裕・新潟日報社取締役が歓迎のあいさつをする)

Dsc_4768(瀬川晶司・日本将棋連盟常務理事)

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Dsc_4810(打ち合わせ後、両対局者は夕食や対局日のおやつなどのメニューを選ぶ)

藤井聡太棋王に増田康宏八段が挑戦する第51期棋王戦コナミグループ杯五番勝負第3局は、3月1日に新潟市「新潟グランドホテル」で指されます。両者1勝1敗で迎える本局は、どちらが先に2勝目を挙げるか天王山といえる一戦です。
立会人は藤井猛九段。現地大盤解説は佐々木大地七段と本田小百合女流四段が担当します。記録係は古井丈大三段(石川陽生七段門下)が務めます。観戦記は内田晶さんが担当します。
持ち時間は各4時間。昼食休憩は12時~13時。おやつは10時と15時に出されます。
棋王戦の観戦記掲載紙は河北新報、下野新聞、千葉日報、新潟日報、信濃毎日新聞、山梨日日新聞、静岡新聞、北日本新聞、北國新聞、京都新聞、日本海新聞、山陰中央新報、山陽新聞、中国新聞、愛媛新聞、高知新聞、佐賀新聞、長崎新聞、熊本日日新聞、南日本新聞、沖縄タイムスの21紙です。
本局は棋譜・コメントを八雲、ブログは銀杏が担当します。よろしくお願いいたします。

【第3局棋譜再生ページ】
http://live.shogi.or.jp/kiou/kifu/51/kiou202603010101.html

【主催:新潟日報社】
https://www.niigata-nippo.co.jp/

【主催:共同通信社】
https://www.kyodo.co.jp/

【主催:日本将棋連盟】
https://www.shogi.or.jp/

【特別協賛:コナミグループ株式会社】
https://www.konami.com/ja/

2026年2月22日 (日)

対局の翌日に行われた、コナミグループ杯 第30回北陸ジュニア棋王戦の模様を両対局者や関係棋士が見学しました。

Dsc_0625(両対局者と関係者が壇上に並ぶ)

Dsc_0645(藤井聡太棋王)

「もうすぐ対局が始まるということで、楽しみな気持ちと緊張感と両方感じていると思う。そうした気持ちは大会に参加しないとなかなか味わえない。雰囲気も含めて楽しんでいただければ。今日の大会は北陸3県から多くの方に参加していただいている。大会を通して交流を深めていただければと思う」

Dsc_0651(増田康宏八段)

「僕も小学生、中学生の頃は大会によく参加していて、負けたときは悔しくて泣きじゃくりながら帰ることもあった。そうした経験を得てこうしてタイトル戦に登場できる棋士になった。今日は負けた子と勝った子が出ると思うが、それを糧にして成長していってもらえればとてもうれしい」

Dsc_0654(佐藤康光九段)

「将棋は一局指すといいところと悪いところ、反省点を感じることができる。たくさん見つかるほど強くなっている証拠。また、将棋は『礼に始まり礼に終わる』日本の文化。始まるときは『お願いします』、終わるときは『ありがとうございました』とあいさつをしていただけると次につながる」

Dsc_0669_2(大会を見学する両対局者)


以上で第51期棋王戦コナミグループ杯第2局の中継を終了します。ご観戦いただき、ありがとうございました。第3局は3月1日(日)、新潟県新潟市「新潟グランドホテル」で行われます。

(胡桃)

2026年2月21日 (土)

Dsc_0570(終局直後の対局室)

Dsc_0566(藤井聡太棋王)

【藤井棋王の談話】
――序盤の駒組みはどのように考えられた。
藤井:▲3五歩(39手目)と突かれる手が見えてなくて、どう応じても先手が軽い形になってしまう。序盤は失敗したと感じていました。

――午後に入った段階は。
藤井:1歩損のぶん苦しいかなと感じていました。どう頑張るかなという将棋だと思っていました。

――△6三玉(76手目)のあたりは。
藤井:自玉が不安定な形が続いていて、ちょっと苦しいと思っていました。5五銀の厚みを消されると苦しいと思っていたので、そういう手段を与えないかどうかなと思っていました。

――リードを奪ったと感じたのは。
藤井:ずっと受けに回る展開で見通しはあまり立っていなかったですが、△6六歩と打って、よいタイミングで攻め合いに持ち込めたかなと思います。

――一局を振り返って。
藤井:序盤ではっきり失敗してしまったのは課題が残ったかなと感じています。ただ苦しい中で決め手を与えないように頑張ることはできたのかなと思います。

――第3局の抱負。
藤井:五番勝負のここまでの2局の反省を踏まえて、よりよい将棋を指せるように準備したいと思います。

Dsc_0569(増田康宏八段)

【増田八段の談話】
――序盤は予定だったか。
増田:こういう展開になれば4筋の位を取らないと千日手模様になってしまうので、本譜の▲3五歩(39手目)~▲2五飛(41手目)はかなり狙い筋ではあって、まずまずうまくいったかなと思います。

――角を切る展開になって激しくなった。
増田:自然に指したつもりだったんですけど……。▲7七角(57手目)から攻めていった順はいいか分からなかった。本譜は仕方なく攻める順になってしまった。ほかの手もあると思ったが、何が最善か分からなくて。自分の中で▲7七角が一番自然だったので、それで押すしかないかなと思った。

――一局を振り返って。
増田:序盤でペースをつかんだと思ったんですけど、中盤の攻め合いは、本譜はやっちゃいけない気がしたので。もっと落ち着いた手順を指さなきゃいけなかった感じがしています。

――第3局の抱負。
増田:後手番ですけど、作戦を用意して臨みたいと思います。

(胡桃)

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第51期棋王戦コナミグループ杯五番勝負第2局は藤井棋王が増田八段に勝ちました。終局時刻は18時52分。消費時間は▲増田八段3時間55分、△藤井棋王3時間53分。シリーズ成績は両者1勝1敗に。第3局は3月1日(日)、新潟県新潟市「新潟グランドホテル」で行われます。

(文)