2023年2月18日 (土)

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五番勝負第2局は132手で藤井竜王の勝ちとなりました。終局時刻は19時27分。消費時間は▲渡辺3時間59分、△藤井3時間57分。五番勝負は藤井竜王の2勝0敗となり、渡辺棋王をカド番に追い込みました。第3局は3月5日(日)に新潟県新潟市「新潟グランドホテル」で行われます。

(飛龍)

20230218118藤井竜王は▲5一竜に△7八桂成と踏み込んで、寄せ合い勝ちを目指しました。▲6四香△7四玉▲7五銀で王手竜取りがかかるものの、△同竜▲同歩△8三玉のとき、先手に有効な手段が難しく、終局近しと見られています。

Img_5781(控室のモニター)

(武蔵)

北國新聞会館近くには、加賀藩主の前田利家公と正室の松(芳春院)が祀られた尾山神社があります。国の重要文化財にも指定されており、和、漢、洋の3つの建築様式が用いられ、最上階にはめ込まれたガラス製の細工物であるカラフルなギヤマンが目を引きます。

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以上で、対局場近隣の紹介を終了します。局面はねじり合いが続く中盤戦から終盤戦となりました。勝負の行方はどうなるでしょうか。

(武蔵)

2023021886桂の犠打で、竜が自陣に生還しました。△7三同竜の局面は▲銀銀、△飛の2枚換え。しかし、後手は駒損ながら「馬は自陣に引け」ならぬ、竜を自陣に引いて、先手の玉形と負けず劣らずの手厚い形となりました。
Img_5619_2(藤井竜王の残り時間は15分)

(武蔵)

2023021880藤井竜王は残り20分を切るまで考え、△7五桂と歩頭に打ちました。▲8七歩に△同桂成を用意し、▲7五同歩は△同竜で竜の動きが楽になります。とはいえ、先手陣は金銀5枚が守る堅陣。簡単につぶれるようなことはなく、局面は長期戦の様相を呈しています。
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Img_5257(写真は昨日のインタビュー後、色紙を手にしての一枚)

(武蔵)