2026年3月29日 (日)

鳥取駅は山陰観光の玄関口です。駅前のバスターミナルからは鳥取砂丘や白兎神社へのアクセスもよく、鳥取の魅力を凝縮したスタート地点といえます。駅北口を出てすぐの「風紋広場」は、砂丘の美しい風紋をモチーフに整備された多目的広場で、鳥取藩主池田家ゆかりの勇壮な麒麟唐獅子舞のブロンズ像が鎮座し、訪れる人を迎えます。その傍らの巨大な世界時計塔は、駅前のランドマークとして親しまれます。季節ごとのイベントやイルミネーションが旅情を誘います。
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大阪から鳥取に向かう便に、特急「スーパーはくと」号があります。京阪神と鳥取・倉吉を約2時間半で結ぶ、智頭急行の看板列車です。制御付自然振り子装置を搭載し、山間部のカーブでも車体を傾けて高速で走り抜けます。
鳥取県は、県自らが「まんが王国」を宣言するほど、アニメやマンガと深いかかわりを持ちます。『ゲゲゲの鬼太郎』の水木しげる氏や『名探偵コナン』の青山剛昌氏など、世界的な巨匠の出身地として知られ、空港名にキャラクターを冠した「鳥取砂丘コナン空港」「米子鬼太郎空港」など、街全体が作品の世界観に包まれています。2023年12月からは特別車両「スーパーはくと名探偵コナン号」が運行中です。外装だけでなく、内装の座席カバーや壁面にも人気キャラクターが描かれ、旅のワクワク感を高めてくれます。鳥取県や智頭急行の公式サイトで運行スケジュールが公開されているため、狙って乗車できます。
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(武蔵)

2026032944△8四歩の桂取りで藤井棋王が考慮に沈みます。継ぎ盤では▲9三桂成を有力視しており、以下△同香▲2四銀△同銀▲同飛△2三銀▲6四飛△8五歩に▲2四歩(変化図)で先手が指せるとの見解です。

53ほかに▲2四銀や▲3四歩も自然な踏み込みで、いずれの順も攻めが続きそうです。藤井棋王はどの手段を選択するか、分水嶺に立っているようです。
Img_5264(午前と同じく、久保九段と瀬川六段が継ぎ盤を進める)

(武蔵)

15時、午後のおやつの時間になりました。おやつは藤井棋王が「因幡の白うさぎ」、白バラフルーツ、温かい緑茶。増田八段は因幡の白うさぎ、白バラフルーツ、白バラ牛乳、白バラコーヒーです。因幡の白うさぎは神話『因幡の白兎』から生まれたうさぎ型のまんじゅうで、鳥取を代表する銘菓です。
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20260329img_5254(神話のうさぎはわにをだまして海を渡り、皮をはがされた)

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対局場の「有隣荘」は、江戸時代に大庄屋を務めた西尾家の旧宅を起源とする歴史のある邸宅です。国の登録有形文化財に指定され、懐石料理を提供します。名称は『論語』の里仁篇の一節「徳不孤、必有隣」(徳は孤ならず、必ず隣あり。徳のある人は孤立せず、理解者や協力者が必ず現れる)に由来し、鳥取市名誉市民の米原章三翁が晩年に愛した憩いの場としても名を馳せます。
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(武蔵)

今期の棋王戦は第4局まですべて後手が勝利しています。前期の第2、3局(千日手局含む)から数えて、6局連続で後手が白星を挙げました。遡ると、2010年の第35期(久保八段-佐藤康棋王戦)でも後手番がすべて勝っており、このときは前年の2009年第34期第4局から数えて、7局連続で後手が制しています。
その一方で、2016年の第41期第4局から第43期第5局にかけては、先手の11連勝という記録も残っています(肩書・段位は対局当時のもの)。
本局は藤井棋王の先手になりました。後手番の連勝が伸びるか、先手が連敗をストップするのか。連勝記録の面でも注目です。
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(武蔵)

食事を終えて、先に部屋に戻ったのは藤井棋王でした。対局再開直前に増田八段も姿を見せ、ほどなくして対局が再開しました。藤井棋王は再開直後に▲9八同香と歩を取っています。

Img_5220(昼食休憩時の局面)
Img_5222(本局の使用駒は、児玉龍兒師作、錦旗書。備品は関西将棋会館から運ばれた)
Img_5224_2(上座側からの景色)

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(武蔵)