2017年12月15日 (金)

特別対局室には永瀬七段、黒沢五段の順に入室しました。永瀬七段が駒箱を開けて2人が駒を並べ、振り駒が行れます。結果はと金が3枚。第1局は黒沢五段の先手に決まりました。

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(文)

2017年12月14日 (木)

第43期棋王戦は、渡辺明棋王への挑戦権を争う戦いが大詰めを迎えています。挑戦者決定二番勝負に進んだのは永瀬拓矢七段と黒沢怜生五段。挑戦権獲得には、挑戦者決定トーナメントで負けなしの永瀬七段は2局のうち1勝が、敗者復活戦から勝ち上がった黒沢五段は2連勝が、それぞれ必要になります。

第1局は12月15日(金)、東京・将棋会館「特別対局室」で10時開始。持ち時間は各4時間。先後は振り駒で決定します。

インターネット中継は棋譜・コメントを吟、ブログを文が担当します。

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(文)

2017年3月27日 (月)

Img_3458大盤解説会場から戻り、改めて感想戦が始まった。

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Img_3416加藤九段も多くの意見を述べていた。

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以上で、第42期棋王戦五番勝負の中継を終了いたします。
ご観戦誠にありがとうございました。


(八雲)

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Img_33485連覇で永世棋王の資格を獲得した渡辺棋王。

【渡辺棋王の談話】

――どのあたりで優勢を意識されましたか。

「▲7二角が厳しそうなので。そこで優勢になったかなと思いました」

――五番勝負を振り返って、最初は1勝2敗と苦しい展開でしたが、いかがでしたか。

「黒星が先行するシリーズだったので、厳しくなったとは思っていましたが、最後まで一生懸命指そうと」

――5連覇ということで、史上二人目の永世棋王を獲得されました。永世称号についてはどのように受け止めていますか。

「1回きりのチャンスだと思っていたので、それを生かせたのはよかったと思います」

――ご自身にとっては、2つ目の永世称号ですがいかがですか。

「簡単に取れるものではないですし、長くタイトル戦に出ていないと取れないので。そういう意味では2つ目を取れたのは大変うれしく思います」

Img_3371千田六段はタイトル初挑戦で惜敗。

【千田六段の談話】

――難しい将棋でしたが、終盤はいかがでしたか。

「そうですね。いや、▲4八銀(67手目)に対して何かあるんじゃないかと思ったのですが……ちょっと、見当たらなかったですね」

――最後も際どい勝負になったように見えましたが、いかがでしたか。

「やはり△8六歩(68手目)と突いたところでは、ちょっと思わしくないなと」

――今回の棋王戦が初めてのタイトル戦でしたが、五番勝負を振り返られてどういう思いですか。

「星を生かせなかったのが残念です」

――2勝1敗とリードしたときはどのように。

「うーん……番勝負は5局で一つの勝負ですから、途中の経過は関係ないです」

Img_3399インタビュー後に、両者は大盤解説会場で対局を振り返った。

(八雲)