2019年2月 9日 (土)

18時からホテルグランミラージュ「天翔」で、前夜祭が開催されました。

Dsc_0069(主催者あいさつは忠田憲美・北日本新聞社代表取締役社長)

「こんばんは。本日は寒い中、よくお越しいただきました。弊社、北日本新聞創刊135周年記念事業として、第44期棋王戦五番勝負第2局を魚津市で開催できますことは、日本将棋連盟、魚津市をはじめ、関係の皆様のご協力のおかげと、深く感謝を申し上げます。1局目は渡辺棋王が勝利しましたが、プロ野球でも第2戦を取ったチームが日本シリーズを制することが多いように、明日の対局は特に大切な第2局ではないかと思っています。白熱した勝負を期待しております」

Dsc_0083(開催地を代表してあいさつをする村椿晃・魚津市市長)

「こんばんは。まずは第44期の棋王戦をここ魚津市で開催していただきますことに、厚く御礼申し上げます。いまの将棋界は若い先生方が大変な活躍をされ、将棋ブームも素晴らしいものです。そのなかでも渡辺棋王と広瀬竜王という、将棋界のトップ2人による夢のようなタイトル戦を開催でき、本当に嬉しいことです。
ぜひ、この棋王戦の歴史に残る名勝負となることを楽しみにしております」

Dsc_0092(森下卓・日本将棋連盟常務理事)

「この度は第44期棋王戦第2局を魚津市で開催させていただき、北日本新聞社の皆さま、魚津市の皆さま、誠にありがとうございます。富山では1局だけタイトル戦を戦わせていただき、もう一度富山で指したいと思っているうちに、この年齢になってしまいました。明日は対局者が渡辺棋王、広瀬竜王という、当代きっての最高峰のカードですので、新川文化ホールの大盤解説会にもお越しいただけたらと思います。どうぞ明日もよろしくお願いします」

(書き起こし=康太、写真=吟)

明日の午前と午後に出されるおやつの検分? が行われた。地元の洋菓子店から運ばれた。

Dsc_0037(各種ケーキの説明を受ける両対局者)

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Dsc_0044(さて対局者が選んだケーキはどれだろうか)

Dsc_0054(検分後、対局場で記念撮影に応じた両対局者)

このあと前夜祭が18時から行われます。ブログの更新は前夜祭終了後になります。

(吟)

16時30分すぎに対局検分が開始されました。特に問題はなく、検分はすぐに終了しました。

Dsc_0015(渡辺棋王が駒袋を開けて検分がスタート)

Dsc_0018(先勝して魚津入りした渡辺棋王)

Dsc_0028(巻き返すか広瀬竜王)

(吟)

渡辺明棋王に広瀬章人竜王が挑む第44期棋王戦(主催:共同通信社)五番勝負。第1局は渡辺棋王が先勝して第2局を迎えます。第2局は2月10日(日) 富山県魚津市「新川文化ホール」で9時に対局が開始されます。
持ち時間は各4時間で、第2局の先手番は渡辺棋王。
立会人は塚田泰明九段、現地大盤解説は村田顕弘六段(魚津市出身)、聞き手は本田小百合女流三段、記録係は小山直希三段(戸辺誠七段門下)が務めます。

Dsc_0002(15時前、関係者一行は黒部宇奈月温泉駅に到着した)

インターネット中継は棋譜コメント入力が康太、ブログを吟が担当します。どうぞよろしくお願いいたします。

【共同通信社】
https://www.kyodo.co.jp/

2019年2月 3日 (日)

対局翌日、両対局者は第23回北陸ジュニア棋王戦の開会式に出席しました。壇上で激励の言葉を述べたあとは、出場する子どもたちと握手。対局の様子を少し観戦して、会場をあとにしました。

主催者挨拶

 北國新聞社 西本東介 事業局次長

来賓挨拶

 金沢市教育委員会 高村政博 教育次長

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(西本事業局次長は「昨日の棋王戦に負けない将棋を指してください。未来の棋王が出ることを願います」とあいさつ)

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(高村教育次長は「将棋で培った大局観を人生で生かしてください」と話した)

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(渡辺棋王は「日頃の練習の成果を発揮して、ひとつでも上に勝ち進めるように」と激励)

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(広瀬竜王は「礼儀が大切。始めるときと終わるときにはしっかりあいさつをして」と語りかけた)

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(中村修九段は「悪い手を指してもがっかりせずに、落ち着いて指せば挽回できます」とアドバイス)

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(文)

2019年2月 2日 (土)