第3局は新潟市で
渡辺明棋王に広瀬章人竜王が挑戦する第44期棋王戦五番勝負第3局(新潟日報社・共同通信社主催)が3月10日(日)9時から新潟県新潟市「新潟グランドホテル」で行われます。ここまで渡辺明棋王が第1局、第2局と連勝し、7連覇まであと1勝に迫りました。棋王が一気に決めるのか、それとも挑戦者がシリーズ初勝利を挙げて巻き返しを見せるのか。第3局は広瀬竜王の先手番で行われます。持ち時間は各4時間。昼食休憩は12時~13時です。
立会人は木村一基九段、現地大盤解説会の解説者は近藤正和六段(柏崎市出身)、聞き手は鈴木環那女流二段、記録係は田中大貴三段(北島忠雄七段門下)が務めます。
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【新潟日報モア】
https://www.niigata-nippo.co.jp/
【共同通信社】
https://www.kyodo.co.jp/
(琵琶)
第2局 翌日
感想戦
大盤解説会場に
終局直後
(終局直後、両対局者は共同通信のインタビューに答える)
―― 非常に難しい角換わりになりました。どうでしたか。
渡辺 お昼ぐらいまでは、予定でやっていました。そのあと△6七桂から攻め込まれたのは予定ではなかったです。そのあとの分かれは苦しいんじゃないかと思っていました。
―― 全体を振り返ってポイントの局面は。
渡辺 ▲7五歩と突いたところは、まずいんじゃないかと思って指していました。何か後手にうまい手があれば、負けるんだろうなと思っていました。
―― 終盤、難解でしたが、勝ちを意識されたのは。
渡辺 ▲2二竜が詰めろで入ったので。詰めろならいけるかなと。
―― これで7連覇にあと1勝になりました。第3局に向けて。
渡辺 1カ月ぐらい空くので、その間にじっくり作戦を練って臨みたいと思います。
―― 残念な結果になりましたが、作戦はどうでしたか。
広瀬 水面下では研究されている形かなと思っていました。基本的に難しい変化が多いので、やってみないとわからないと感じていました。
―― 中盤までは。
広瀬 △6七桂から攻めが続けば、まずまずかなと思っていました。▲7五歩と突かれたときに、いい対応策があるかどうかが、すべてだったように思います。
―― どのあたりで、形勢を損ねたと思いますか。
広瀬 △8七歩から△5七金はひねった手順だったので。▲同金で余されるのが読み抜けていました。あそこでダメにしてしまいました。
―― シリーズは追い詰められましたが、第3局以降の戦いは。
広瀬 まずは自分自身の調子を何とかしないといけないなと。あとは、もう少し競った将棋を指せるように頑張りたいと思います。
(吟)
渡辺棋王が連勝
第44期棋王戦五番勝負第2局、▲渡辺明棋王-△広瀬章人竜王の一戦は、図の局面までで渡辺棋王の勝ちとなりました。終局時刻は18時38分。消費時間は、▲渡辺棋王3時間32分、△広瀬竜王3時間57分。





















