2021年3月16日 (火)

Dsc_7512 (石橋を渡って、参道を進む)

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Dsc_7513 (鋭角的なデザインの、一風変わった狛犬)

Dsc_7521 (神門)

Dsc_7519 (手水舎では、ひょうたんから水が出ていた)

Dsc_7525(神門の扉には、菊と東郷家の家紋であるツタが組み合わされた紋が打ってある)

Dsc_7530 (拝殿)

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(睡蓮)

対局場である東郷神社は、日本海軍の指揮官として日清戦争及び日露戦争の勝利に貢献したことで知られる名将・東郷平八郎を祀った神社です。創建は1940年。原宿駅から徒歩5分、竹下通りのすぐ隣に位置しています。東京・将棋会館からは、徒歩10分少々の距離です。境内には二つの披露宴会場(「ルアール東郷」、「原宿東郷会館」)もあり、神前挙式を行うことができます。
将棋のタイトル戦が東郷神社で指されるのは、前期の棋王戦五番勝負第4局に続いて、今回が2回目です。

【東郷神社】
https://togojinja.or.jp/
【ルアール東郷】
https://lehall-togo.sp-bridal.jp/
【原宿東郷記念館】
https://www.togo.co.jp/

Dsc_7460 (明治通りに面した入り口)

Dsc_7467 (参道の鳥居は、昨年に新しく建て替えられた)

Dsc_7480 (東郷記念館をバックにして、神池がある)

Dsc_7486(たくさんのコイが泳いでいた)

Dsc_7469 (池の近くで、コイのエサを買うことができる)

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(睡蓮)

渡辺明棋王に糸谷哲郎八段が挑戦している第46期棋王戦五番勝負は、渡辺棋王2勝、糸谷八段1勝という状況で第4局を迎えました。渡辺棋王は、本局で勝てば棋王位9連覇を達成することになります。対局は3月17日(水)に東京都渋谷区「東郷神社」で指されます。
対局開始は9時。持ち時間は各4時間。先手番は糸谷八段です。
本局の立会人は塚田泰明九段。記録係は廣森航汰三段(中座真七段門下)が務めます。
本局の中継は棋譜コメントを吟、ブログを睡蓮が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

【株式会社共同通信社】
https://www.kyodo.co.jp/

2021年3月 7日 (日)

Dsc_9624(優勢になってから明快な順が見つからなかったと語る)

Dsc_9654(持ち前の粘りを見せたが、わずかに届かなかった)

Dsc_9607001(踏みとどまって底力を発揮した渡辺明棋王)

Dsc_9659(誤算があって苦戦に陥った糸谷八段。感想戦では苦笑いを浮かべるシーンが見られた)

Dsc_9669(感想戦の様子)

Dsc_9686(感想戦を見守る立会人の青野九段と記録係の木村三段)

Dsc_9681(感想戦は約1時間行われた)

本局の中継は以上です。ご観戦いただき、ありがとうございました。3月17日(水)に東京都渋谷区「東郷神社」で行われる第4局をお楽しみに!

(琵琶)

Dsc_9581(勝った渡辺明棋王)

【勝った渡辺明棋王の談話】
――横歩取りの未知の戦いでしたが、序盤はいかがでしたか。
渡辺明 新手でこられて、その後はわからないと思って指していました。

――午前中に▲2四歩(33手目)と打ったところで、手応えはありましたか。
渡辺明 そうですね。あそこはいいんだろうなと思ったのですが、すっきり勝つ順がわからなくなっていて、やっているうちにどんどんおかしくなりました。

――控室では▲1六角(55手目)の評判がよかったですが、あのあたりはいかがでしたか。
渡辺明 決まっているんだろうなと思ってやっていたのですが、ちょっとその後がやっているうちにわからなくなりました。

――▲4三角成(63手目)と切ったあたりはいかがでしたか。
渡辺明 すっきり勝てないなと思って、本譜は金を取って安全に勝とうと思ったのですが、かえっておかしくなっていって。△2五角(98手目)と打たれたあたりはもうわからなくなってしまいました。

――終盤はかなり際どい勝負になったと思いましたが、いかがですか。
渡辺明 逆転されてしまったなと思ってやっていたのですが……。

――勝ちを意識したのはどのあたりですか。
渡辺明 ▲9五桂(117手目)~▲7三歩で自玉が詰まないなら勝ちかなと。向こうにも手段が多くなってしまったので。

――9連覇まであと1勝となりました。
渡辺明 日程的にはすぐなので、流れを切らないように頑張りたいと思います。

Dsc_9566(敗れた糸谷八段)

【敗れた糸谷八段の談話】
――▲2四歩(33手目)のあたりはいかがでしたか。
糸谷 ちょっと△7四歩(26手目)がそうとう勇み足で。▲3八金(25手目)のときに△2六歩と垂らす予定なんですけど、利いているかどうかがわからなくなって。長考してひどい変化に突っ込んだのかと思って、そうとう反省していました。

――昼食休憩のときはかなり苦しかったですか。
糸谷 そうですね。本当にひどいことをしている可能性が高いと思ったので。

――控室でもかなり苦しいと見られていました。
糸谷 やっぱりそうですよね。

――中盤以降の追い上げはいかがでしたか。
糸谷 けっこう粘れる展開になったと思っていたけど、最後はちょっとわからなくて。いい手がないかと思ったんですけど、▲7四桂と打たれると受けがない可能性が高いと思ったので、そこでひねり出せなかったですね。やはり▲5三飛(115手目)で悪いというかダメですよね。最後に手がなかったかと……。

――逆転していると感じていましたか。
糸谷 飛車と馬の交換(50手目前後)になったところは、逆転とまでいかなくても、なにかあるんじゃないかと。難しくはなったのではないかと思ったんですが、そこでわからなかったですね。その前が明確に負けだったので、難しくなったと思ったんですけどね。

――第4局に向けて抱負をお願いします。
糸谷 星勘定が悪くなりましたが、トーナメントだと思って頑張ります。

Dsc_9558(終局直後の主催社インタビューの様子)

(琵琶)

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五番勝負第3局は渡辺棋王が制し、2勝1敗で防衛まであと1勝としました。糸谷八段は劣勢からよく粘りましたが、渡辺棋王が逃げきった形になりました。終局時刻は19時1分。消費時間は▲渡辺棋王3時間58分、△糸谷八段3時間57分。第4局は3月17日(水)、東京都渋谷区「東郷神社」で行われます。

(文)