2026年3月 1日 (日)

Dsc_5850_3(新潟市のご当地ソングで知られる美川憲一さんの「新潟ブルース」の歌碑。新潟市政100周年記念で設置された)

Dsc_5877(高浜虚子の句碑。「千二百七十歩なり露の橋」。萬代橋は現在三代目。虚子は二代目の木造の橋を渡った際に句を詠んだ)

Dsc_5880(句碑の由来が紹介されてあった)

(銀杏)

新潟グランドホテルのそばを流れる信濃川の対岸に新潟日報メディアシップがあります。新潟日報の本社などが入るビルです。20階は展望室になっています。(銀杏)

Dsc_5874(萬代橋から新潟日報メディアシップを撮る)

Dsc_5836001(新潟日報メディアシップ(左奥)は新潟グランドホテルから萬代橋を渡ってすぐのところにある)

Dsc_5862(展望室から新潟市を一望できる)

立会人の藤井猛九段がゲスト出演していました。(銀杏)

Dsc_6144(藤井猛九段「第51期は予選の初戦で負けてしまったんですけど、誰だったかと思いだしたら今日大盤解説の佐々木くん(大地七段)だったんですよ」とボヤく一幕もあった)

20260301_60藤井猛九段は60手目△3七馬に先手が何を指すか見て降壇しようとしていましたが、藤井棋王は長考しています。やがて、佐々木大七段も加わりました。図から▲2八角△同馬▲同飛は、△9七歩成▲同香△9六歩▲同香△8四桂▲1四歩△9六桂▲9八玉△7六香(参考図)と進むと、先手が迫られていて嫌らしいようです。「なるほど嫌ですね。それで長考しているのか」と藤井猛九段。
藤井棋王の長考が続いており、解説会場では図の局面で「次の一手」が出されました。候補は(A)▲4六角、(B)▲2八角、(C)千日手(図から▲2九飛△3八馬▲2六飛△3七馬の進行で千日手になる)でした。

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新潟日報社では、昨年に棋王戦が第50期を数えることを記念して、新潟県と棋王戦のつながりをまとめたブックレットを作りました。新潟日報オンラインショップなどで発売中です。(銀杏)
【「棋王戦50期記念 にいがた将棋物語」新潟日報ブックレット⑥ | 新潟日報オンラインショップ】
https://niigatanippo.shop/items/67a568b060b20310d147ddad

Dsc_5901(控室に届けられたブックレット)

15時になり、両対局者に午後のおやつが出されました。藤井棋王は「オーガニックオレンジジュース」。増田八段は「フルーツ盛り合わせ」、「レモンスカッシュ」でした。(銀杏)

Dsc_6120(藤井棋王のおやつ)

Dsc_6119(増田八段のおやつ)

20260301_57図は57手目▲1五歩の局面。両者が端を攻めています。図の直前は、後手が▲3四歩に△4四銀と逃げており、1筋や2筋が手薄になった瞬間をとらえています。
控室で検討している瀬川六段は「後手が勝ちにくいのではないか」という見解。銀桂交換の駒損の上に玉の守りが薄いため、後手が神経を使う展開のようです。
増田八段は長考の末に△3八馬▲2六飛△3七馬と飛車を追って千日手含み。ただし、▲2八角や▲4六角と先手は打開できます。(銀杏)

Dsc_6024(反撃に移った藤井棋王)

新潟港は幕末に開港5港の一つに指定されました。その影響もあり、1869年から1882年の間に、新潟には新潟ドイツ領事館が設けられていました。1877年から1882年の間は、現在の新潟グランドホテルの場所に移転していました。
150周年となる2019年に、新潟グランドホテルの駐車場の一角に記念碑が設置されました。(銀杏)

Dsc_5840(記念碑。新潟県産の御影石を使用して作られた)

新潟グランドホテルは1972年創業。2002年2月の第27期五番勝負第3局▲佐藤康光九段-△羽生善治棋王(肩書・段位はいずれも当時のもの)戦で初めてタイトル戦の対局場となりました。以来、新潟グランドホテルでの棋王戦対局は恒例となり、本局で18回目となります。特に第41期から11期連続開催です。(銀杏)

Dsc_5856(対局場の新潟グランドホテル。信濃川のそばに立地している)

現地では13時から大盤解説会が始まりました(事前申し込みは終了)。(銀杏)

Dsc_6048(注目の対戦とあって、すでに会場は熱気に満ちていた)

Dsc_6085001(佐々木大地七段と本田小百合女流四段の解説。佐々木大七段は序盤の進行について、「29手目▲5八金では、▲3六歩△4一玉▲3七桂△3二玉▲4八金という進行も有力でした。藤井棋王は昨秋の竜王戦第2局で、先手早繰り銀に腰掛け銀で対抗する将棋を指しています。そのときの経験を参考にしながら指しているのではないかと思います」と解説していた)

Dsc_6082(パソコンのアプリで盤面操作をする伊藤明日香女流初段)

13時になり、対局が再開されました。藤井棋王は12時59分、増田八段は13時を少し回ったところで対局室に戻りました。(銀杏)

Dsc_6002(藤井棋王が先に対局室に戻った)

Dsc_6007(手番の増田八段は、対局再開後も考え続ける)

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