午前中に飯島八段、伊藤女流初段、武富女流初段の3人は新潟市内を観光しました。今回のお目当ては新潟のソウルフードです。万代シテイバスセンターを訪れ、まずは「バスセンターのカレー」を注文。懐かしい色合いのカレーはとんこつスープがベースで深いコクがありつつ、しっかりとスパイスが利いています。2階に上がって万代シテイのPRキャラクター「ばんにゃい」のお出迎えを受け、続いて挑戦したのは「イタリアン」です。焼きそばにトマトソースをかけた地元料理で、飯島八段によれば「家庭の味」。まろやかなトマトソースと香ばしい焼きそばの組み合わせが新鮮でクセになる味でした。
新潟は日米修好通商条約の開港五港に数えられる新潟港があり、外国の食材や料理が浸透する下地がありました。今回堪能した「バスセンターのカレー」と「イタリアン」には、そうした新潟の歴史が垣間見えました。
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