2024年2月 4日 (日)

持将棋で引き分け

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藤井聡太棋王に伊藤匠七段が挑戦する第49期棋王戦コナミグループ杯五番勝負第1局の▲藤井聡太棋王-△伊藤匠七段戦は、17時35分に129手で持将棋(引き分け)となりました。
相入玉で双方の玉が捕まる見込みはなく、点数も足りています。伊藤七段が藤井棋王に持将棋の提案して、藤井棋王が合意しました。タイトル戦の開幕局での持将棋は、1991年10月の第4期竜王戦七番勝負第1局▲谷川浩司竜王-△森下卓六段(肩書・段位は当時)以来です。異例のスタートとなりました。
タイトル戦での持将棋は一局と見なして完結するため、指し直しはありません。両者、0勝0敗1分で第2局を行います。その第2局は2月24日に金沢市「北國新聞会館」で指されます。(銀杏)