59分の長考 後手の広瀬竜王が△8七歩と、△6九金までの詰めろをかけた局面。△8七歩では△8五歩や△8五桂という手段が控室では考えられていたが、いまひとつ後手がうまくいかなった。本譜は△8七歩▲同金に△5七金と進行している。控室の評判は、わずかながら先手が指せるといわれている。 (59分の長考で、△8七歩と垂らした広瀬竜王。形勢をどう見ているのだろうか) (吟)