(対局者入場。渡辺明棋王)
(主催者挨拶・北日本新聞代表取締役社長 板倉 均)
「北日本新聞創業130周年記念、宇奈月温泉開湯90周年記念という中で開催させていただきました。多くの方のお力添えで迎えられたことをうれしく思います。
五番勝負は渡辺棋王が2連勝で、スリルある局面を迎えています。明日は白熱した好勝負を期待しています。棋王戦は5年に1度、北日本新聞が主催しています。10年前に行いまして、加藤先生に立会人として来られたことを懐かしく思い出します」
(主催者挨拶・日本将棋連盟理事 青野 照市)
「渡辺さんは若き将棋界の第一人者。羽生世代をやっつける役目を一人で担っています。それをA級13年の三浦さんが挑戦する構図です。三浦さんは地力ある人ですが、力が出ていないようですが、七冠の一角を最初に崩した力がありますので、1勝返したら何が起きるか分からない楽しみのある五番勝負だと思います。
加藤先生は70を過ぎてバラエティ番組でブレイクされました。ひふみんと呼ばれて本人も非常によろこんでいらっしゃるようです。
地元の若き新鋭である村田五段、今週囲碁の棋聖を防衛された井山さんの奥さんである室田さんとすばらしいメンバーで盛り上げていきますので、一人でも多くの方に解説会にお越しいただきたい」
(祝辞・黒部市長 堀内 康男様)
「北陸新幹線が来春開業し、黒部市に駅が新設され、黒部宇奈月温泉駅と決定しています。多くの方に新幹線で黒部や富山県に足を運んでいただきたい。関係者の皆さんには、ゆっくりと名湯に入っていただき、人情にも触れていただければと思います」
(写真=八雲、書き起こし=銀杏)