攻めがつながるかが問題 先手が角損の猛攻をかけている。先手玉は相当に耐久力があり、金を1枚はがされても詰まない形を維持できる可能性がある。となると攻めがつながるかどうかが問題だ。 (1)▲5三金や(2)▲2五歩など、さまざまな攻め筋が見えるだけに悩むところ。(2)▲2五歩は利けば大きいが、△7五歩と強く攻め合われる手も考慮しなければならない。後手からの最も早い反撃は7筋攻めなのだ。 (1階販売コーナーの扇子。両対局者と郷田棋王の扇子だ) (文)