2011年3月

2011年3月18日 (金)

Kiou201103181_87 図は詰めろを受けて▲8六香と打った局面。この手は▲8三飛成の詰めろ。△7四金と受けるのは▲8三飛成△6二玉▲6三銀△5一玉▲7四竜△4一玉▲7二竜(参考図)で▲2三歩が残ります。

Kiou201103181_95検討陣の見解は依然、先手優勢。

163
(控え室の検討も盛り上がる)

(翔)

147
(30人以上が棋士室で検討している。級位の奨励会員も多い)

141
(斎藤三段、村田智弘六段、宮本三段)

145
(福間三段、神崎七段らの検討)

143
(室谷女流1級、片上六段)

(翔)

Kiou201103181_75 図の▲5二銀はあまり予想されていませんでした。△5三金や△7三金が有力ですが、△6二金も考えられるようです。

Sankou2_2 ▲5二銀△6二金▲7四桂△7三玉▲6二桂成には、△7七角左成▲同金△同角成▲同玉△6五桂▲6八玉△5六桂▲5九玉△3九飛(参考図)▲4九香△6八銀▲同金△4九飛成▲同玉△4八金までの詰みがあります。

(翔)

Kiou201103182_70 【70手目棋譜コメントより】
久保の左手が舞い、△9五角と躍り出た。
「こうなると後手もかなりのものですね」(脇八段)。
3階の検討を見ていない4階の脇八段もここで▲8六香を指摘している。以下、△6二銀▲6三成桂△同銀▲9六歩△6二角▲6一飛△7一桂▲9五桂△8四歩(参考図)が一例となっている。

_80 「この変化は先手が攻め切れないでしょうか」(浦野七段)。

(翔)

関西将棋会館3階の「棋士室」。ここは日頃、関西の棋士や奨励会員が練習将棋を指したり、公式戦の検討を行ったりする部屋です。

114
(西川和宏四段らが検討。東京所属の片上大輔六段も検討している)

117
(室谷由紀女流1級=写真右=も検討)

(翔)