2010年3月
前夜祭(1)
前夜祭の挨拶
主催者挨拶 新潟日報社栗山和広取締役
「新潟では棋王戦を30回近く開催させていただいております。明日は島朗九段、鈴木真里元女流名人による大盤解説会でお楽しみください。もちろん新潟日報でも大きく取り上げます」
日本将棋連盟新潟支部連合会 和田斐夫会長
「久保棋王は昨年に念願のタイトルを獲得されました。以降の充実振りを見ると、ひとつのきっかけを得て大きく変わられたのかなと。佐藤九段は思いもよらない指し手、戦術で将棋界全体の発展に大きく寄与しています。不調と見る向きもあるようですが…いやいや不調ならタイトル戦の挑戦者になれるはずがありません。熱戦を期待しています」
久保利明棋王
「ここまで1勝1敗、改めて三番勝負ということになりました。明日は勝ったほうが棋王位に王手をかける大事な一番ですが、いつも通りの気持ちで指せればと思っています」
佐藤康光九段
「さきほど新潟支部連合会の和田会長から、調子が悪いのではと心配していただきましたが、ここまで1勝1敗ですので調子が悪いということはありません(笑)」
青野照市九段(日本将棋連盟常務理事)
「新潟日報様に棋王戦を開催していただき、こうして多くのファンに集まっていただく。こんなにありがたいことはありません。」
島朗九段(立会人・大盤解説)
「タイトル戦が多く行われていますので、新潟の将棋ファンは目が肥えています。明日はアマ強豪の早川俊さんが来てくださるそうですので、私と鈴木さんは助手のようなものです(笑)」
鈴木真理元アマ女流名人(大盤解説聞き手)
「将棋をはじめてすぐに、佐藤九段に九枚落ちで教わった思い出があります。新潟のファンの方々は気さくに声を掛けてくださるので、明日の聞き手は楽しく務めることができそうです。」
※写真はのちほど掲載いたします。(烏)
対局室カメラ
検分
新潟到着
第35期棋王戦第3局、対局は明日3月7日
久保利明棋王と佐藤康光九段の間で争われる第35期棋王戦。1-1のスコアで迎えた第3局、対局開始は明日3月7日の午前9時からとなります。
今回の中継では烏(からす)記者が棋譜およびコメントを、文(ぶん)が本ブログを担当致します。どうぞ最後までお楽しみ下さい。
■第35期棋王戦 5番勝負第3局
対局日:2010年3月7日(日)
対局場:新潟市・新潟グランドホテル
新潟県新潟市中央区下大川前通3ノ町2230
025-228-6111
主催:新潟日報社 日本将棋連盟
特別協力:ナミックス株式会社
協力:日本将棋連盟新潟県支部連合会
立会:島 朗九段
記録係:石田直裕三段
解説:島 朗九段
聞き手:鈴木真里元女流アマ名人
(文)