前夜祭(8)
前夜祭(7)
(棋士による明日の見どころ紹介)
現地大盤解説の村田顕弘六段
「西山さんは東京在籍で練習将棋を指したことがないのですが、どちらかと言えば西山さんのほうがだいぶ攻めっ気が強いかなと。里見さんとは練習将棋を指したことがあって、時々丁寧に受けるような、そういう展開もしっかりされている印象があります。時間の使い方については、里見さんも早い方ですが、特に西山さんの早指しの印象が強くて、『弾丸娘』という異名を聞いたことがあります。戦型については、ふたりとも振り飛車党ですが、ここはあえて里見さんが居飛車を用意しているのではないか、という予想もしています。どのような戦型になっても楽しみな対戦です」
(司会の福山知沙さんから「3人とも振り飛車党」と紹介され、顔を見合わせる3人の女流棋士)
記録係の長谷川優貴女流二段
「本当にトップの将棋を目の前で見られるのが楽しみです。攻めるところは攻める、守るところ守ると方針を立てて指しておられるのが、いつも参考になっています。明日はお着物での対局なので、そちらもとても楽しみにしています」
大盤解説聞き手の北村桂香女流初段
「西山さんは攻め将棋で、それに対して里見香さんはやや受け将棋なのかなと個人的には思っています。西山さんとは同い年で、彼女は大阪、私は京都出身なので、アマチュア時代に関西の大会で当たったこともあり、その当時から棋力の差が大きくて雲の上の存在でした。ふたりとも振り飛車党なので、戦型予想は相振り飛車で」
現地イベント担当の里見咲紀女流初段
「姉とは、普段から時間が空いているときに一緒に食事をすることも多くて、今日も皆さまと一緒に高知城に上らせていただいて楽しかったです。明日は指導対局をメインに出演させていただきます。大盤解説、指導対局ともに是非参加していただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします」
閉会の挨拶
阪田満男 リコージャパン株式会社高知支社長
前夜祭(6)
◆里見香奈女流王座のあいさつ◆
「皆さま、こんばんは。本日はお忙しい中、このような盛大な前夜祭にお越しくださりありがとうございます。高知県は私の師匠(森けい二九段)の出身地で、私も20回近く来ていると思います。夏に合宿があって年に1回のペースで来ているのですが、今年はちょうどタイトル戦と重なってしまい、来ることができませんでした。こうして昨年に続き、対局者としてこの場に来られることを大変幸せだと思っています。明日からリコー杯女流王座戦が始まりますが、自分の力を精一杯出しきれるように全力を尽くしたいと思っていますので、今シリーズもよろしくお願いいたします」
◆西山朋佳女王のあいさつ◆
「皆さま、こんばんは。本日はお忙しい中、お集まりいただき、誠にありがとうございます。リコー杯女流王座戦のタイトル戦は5年ぶりになります。初めての高知県で豪華な舞台をご用意いただき、改めてタイトル戦に戻ってこられたことを嬉しく思います。数々の励ましのお言葉をいただいたので、明日はいい状態で迎えられると思っております。ご観戦いただく皆さまに楽しんでいただけるような将棋を指せるよう頑張りたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました」
(花束贈呈)
(里見香女流王座、小学3年生の山本湊友さん、小学6年生の中島奈津さん、西山女王)
(このあと、両対局者は退席した)
前夜祭(5)
前夜祭(4)
前夜祭(3)
前夜祭(2)
開催の挨拶
古島正 株式会社リコー執行役員
「現在は里見さんと西山さんで女流のタイトルすべてを持たれており、最高の決戦になると期待をしています。リコーはいま、将棋連盟さんと一緒に『AI棋譜記録システム』を開発中でございます。将棋の公式戦は年間3000局ほどあると思いますが、この3000局すべてに人をつけて棋譜を取ることが、かなり継続が難しい状況にあるとお聞きし、それをAIの力でご支援できないかとやらせていただいております。女流王座戦の本戦トーナメントからいろいろとデータを取りだいぶできあがってきたところですので、今日のこの前夜祭会場で見ていただければと思います。今日一日、前夜祭を楽しんでいただき、明日はどういう決戦になるか、楽しんでいただければと思います」
(AI棋譜記録システムのデモンストレーションの模様は明日紹介します)
主催者挨拶
脇謙二 公益社団法人日本将棋連盟専務理事(八段)
「今期の女流王座戦は、まさしく女性ナンバーワンを決める戦いです。今期のタイトル戦で里見女流王座に勝ったのは、西山女王ただひとりです。いま、女流王将戦でも挑戦していて、一気に三冠を狙っていくところであります。西山女王は私が奨励会幹事をやっていた頃に入会してきた、言わば私の教え子になります。当時から力自慢、剛腕ぶりを発揮していまして、相手が鉄壁の居飛車穴熊に組んで『これは朋佳さん、苦しいな』と思って見ていますと、しばらく目を離した隙に、どういうわけか相手の穴熊を木っ端みじんにしていました。いまも『西山朋佳が端歩を突けば何かが起きる』という格言があるそうです。
対する里見女流王座は、『清麗』を獲得して六冠を保持しております。本当に女流棋界の代表的存在ですが、このふたりの対局はどちらが勝つかまったく分かりません。私もワクワクして明日の開始を待っています。明日は現地大盤解説会もございますので、ぜひお出かけいただければと思います」
開催地挨拶
岩城孝章 高知県副知事(尾崎正直知事のメッセージを代読)
開催地挨拶
吉岡章 高知市副市長(岡崎誠也市長のメッセージを代読)
乾杯の発声
白木緑 日本経済新聞社文化部長


































































