大盤解説会場で挨拶
終局直後の様子
終局直後、両対局者にインタビューが行われました。
【福間女流王座インタビュー】
―― 序盤から激しい展開でしたが、銀交換された辺り(31手目)の形勢判断はいかがでしたか。
「居玉なので、ポイントを稼いでから囲える展開にできたらなと思っていました」
―― 全体を振り返っては、どのような将棋だったでしょうか。
「動いていってから、常に自玉は意識する展開にはなっていたのですけど。囲える展開になって、模様が少しいいのかなと思っていました」
―― 手応えを感じた局面はどの辺りでしたか。
「と金が間に合う展開になった(72手目)ので、その辺りです」
―― これで2連勝で、あと1勝で防衛となります。次局への抱負をお願いします。
「次局も先後が決まっているので、全力を尽くせるように頑張りたいと思います」
【西山女流二冠インタビュー】
―― 一局を振り返って、どんな将棋でしたか。
「銀が向かい合う形で。少し、こちらの大駒の効率が悪いので、どこかで手を作っていけるような展開にしたかったのですが。本譜も、そういうつもりで考えていたのですけれど。進んだところで思わしくないのかというところで、そこからは結構悲観していました」
―― これで2連敗となりましたが、その受けとめと、次局への抱負をお願いします。
「あまり勝敗のことは気にせず、変わらずやっていけたらなと思います」
福間女流王座が開幕2連勝
92手まで、福間女流王座が西山女流二冠を下しました。終局時刻は17時4分。消費時間は、▲西山2時間55分、△福間2時間25分。この結果、五番勝負は福間女流王座が開幕2連勝で、防衛に王手を掛けました。第3局は11月19日(水)山形県天童市「天童ホテル」で行われます。
後手優勢
時刻は16時50分を回りました。△5三銀まで、残り時間は▲西山17分、△福間35分。
駒割りは後手が銀香交換で駒得になりました。次に△6七銀のような厳しい狙いがあり、形勢ははっきり後手がよくなっています。福間女流王座の開幕2連勝が見えてきました。















図は15時40分頃の局面。ここまでの消費時間は▲西山2時間16分、△福間1時間50分。


昼食休憩明け、西山女流二冠は角取りに▲4五銀と打ち、△2二角に▲5五歩と歩を取りました。この手順を見た大盤解説の石田六段は「作戦的には先手が失敗しているのでしょう。▲4五銀から▲5五歩は粘りにいっているような手ですので」と評しました。序盤から積極的に指し回した西山女流二冠ですが、成果はあがらなかったようです。ただ、具体的に駒損したわけではないので、勝負としては、まだまだこれからです。







