2020年7月 3日 (金)

Img_3868(勝った石本さくら女流初段。第4期以来の本戦出場を果たした)
Img_3875(敗れた高浜愛子女流2級。後手玉に迫ったが、及ばなかった)
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Img_3887(口頭でやり取りがなされたあと、局面が動いた)
Img_3880(感想戦の模様)


以上で、本局の中継を終了します。
二次予選はこれですべて終了しました。次は本戦トーナメントを中継します。西山朋佳女流王座(女王・女流王将)に挑戦するのは果たして誰なのか。熱戦の行方をお楽しみに。

Joryu_ouza20200703010158後手は2枚目の角を手放しました。△6三角は、次に△4六銀▲同歩△2七角成を狙っています。石本女流初段が2枚の角を武器に優位を築くのか、高浜女流2級の手厚さが上回るか、注目です。
Img_3834(石本女流初段は踏み込みのよさが特徴の棋風)

Joryu_ouza20200703010144昼食休憩明けから、早いペースで進んでいます。石本女流初段が仕掛け、高浜女流2級が受ける展開となりました。
上図の局面は角取りが残っており、やや後手が指しやすそうです。高浜女流2級は反撃策を講じなければいけません。
Img_3847_2(どのような反撃を見せるか、高浜女流2級)

Joryu_ouza2020070301013212時40分、対局が再開しました。記録係から対局再開を告げられた石本女流初段は、すぐに△3五銀と指しました。次に△6三角と打てば、△2六歩から2筋を突破できそうです。後手は玉の囲いに着手せず、攻めに出るのでしょうか。
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Img_3841(対局再開後の着手)
Img_3838(すんなりと2筋の突破は許せない。どのような受けを見せるか)
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Joryu_ouza20200703010131_312時、この局面で昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲高浜1時間9分、△石本50分。昼食の注文は、両者ともありませんでした。対局再開は12時40分です。
Img_3825(昼食休憩時の水無瀬の間。石本女流初段が考え続けていた)

Joryu_ouza2020070301012811時20分頃の局面です。先手は早くも角を手放して、1歩得を果たしました。対する後手は、左銀を繰り出して放たれた角をいじめにいきます。囲いを安定させて1歩得の先手と、角を手持ちにしている後手。どちらも主張点を作っています。
Img_3805(朝の高浜女流2級)