以上で本局の中継は終了となります。ご観戦いただきまして、ありがとうございました。第5局は12月14日(月)に、同じく東京将棋会館で行われます。お楽しみに。
2020年12月 9日 (水)
感想戦
インタビュー
終局直後、インタビューが行われました。
【西山女流王座のインタビュー】
――一局を振り返っていかがでしたか。
西山女流王座 難しい将棋でしたが穴熊に囲われてしまって。陣形差が出てくると思って動きましたが、強引気味な仕掛けをすることになってしまいました。
――途中、控室では千日手かといわれていましたが
西山女流王座 間合いをはかっているつもりだったので、千日手のつもりはありませんでした。
――最後はどこで勝ちになったと思いましたか。
西山女流王座 ▲9五香と打って、受けがないのではと。
【里見香女流四冠のインタビュー】
――一局を振り返っていかがでしたか。
里見女流四冠 途中少し指せていると思いましたが……終盤、▲7四銀打と打たれて苦しくしたように思います。
西山女流王座がカド番しのぐ
西山女流王座が第4局を制し、カド番をしのぎました。後手玉は△7三同桂▲9三金△8一玉▲9二金△7一玉▲6二成桂までの詰み。終局時刻は17時56分。消費時間は▲西山女流王座2時間53分、△里見女流四冠2時間59分。第5局は12月14日(月)、東京・将棋会館で行われます。