本日の中継は以上で終了となります。ご観戦いただき、ありがとうございました。アマ代表も参加する一次予選は、5月9日(土)に東西の将棋会館で行われます。そちらもお楽しみに。
【東】第2ブロック優勝、上田さんインタビュー
――今日の戦いを振り返ってください。
5局指したのは久しぶりだったので、非常に疲れました。大会も久しぶりでしたし。
――今日指した将棋で印象に残っているものを教えてください
決勝トーナメント1回戦の試合です(山口依真アマ戦)。かなり二転三転の試合を最後でギリギリ、自分のものにできたのは非常に印象深かったですね。負け筋もありました。
――決勝戦の将棋はどうでしたか。
決勝は序盤からよくなったので、優勢な形勢をそのまま保ってゴールしようと思ったんですけど。最後、結構危なくしてしまって。安全に安全にいこうと思った結果、危なくしてしまったのが反省です。▲4一銀不成に△5一金が利くと思っていたんですけど、相手の持ち駒に金があるのをうっかりして、△5六角は予定変更でした。
――アマチュア代表としての抱負をお願いします。
まさか自分が突破するとは思っていなかったので……。いまは会社員をやってるんですけど、仕事もしながら将棋もとなると結構大変です。将棋はあんまりしていませんが、棋譜中継に課金してプロ棋士の棋譜を見て、こんな構想もあるんだというのを直前に頭に入れてやってきたぐらいです。まさか突破できるとは思っていませんでしたが、せっかくの機会なので来月、女流棋士の先生の胸を借りられればと思います。
――いままでアマチュア代表として何度も出場しているから、リラックスして臨めそうですか。
逆に緊張しますね。昔は高校中学の子どもだったんで、勢いだけでいったんですけど。いまは若い子ばっかりで、逆にその勢いに押されている感じです。その勢いにのまれないようにという緊張はありますね。
――社会人になって将棋との接し方が変わってきたそうですが、もう少し詳しく教えてください。
いまは義務感がないですね。昔は将棋部でしたし、団体戦もありましたし、高校時代も将棋漬けの毎日だったので、将棋は毎日やることと思ってきました。いまはそれがないので、久しぶりに将棋指して楽しいなと実感していますね。私の大学はそこまで全国大会とかには出られなかったので、絶対に将棋をしないといけないという程でもなかったんですけど、やっぱり団体戦に出るからにはやらないとなって思っていました。
――なるほど。学生時代よりいまのほうが忙しいけど、モチベーションとして取り組みやすいのは、いまなんですね。
そうですね。いまは研究会をいくつかやっていて社会人の方が多いです。たまに会って「最近どうやって勉強してるの」とか、お互いにモチベーションを上げながら取り組めるのも、いままでとは違うなとは思います。周りの方が熱心なんで、そこに乗っているだけなんですが(笑)。
――プロ公式戦での活躍も期待しております。ありがとうございました。
【東】第3ブロック優勝、横村さんインタビュー
一次予選進出を決めた横村日和さんにインタビューを行いました。
――1日を振り返って
横村 1局目(涌田結音アマ戦)に不甲斐ない将棋を指してしまったんですけど、立て直せて指せたのはよかったかなと思います。だんだんいい内容の将棋を指せるようになりました。
――印象に残った対局はありましたか
横村 本戦1回戦目の山中さん(山中綾菜アマ)との将棋が印象に残っています。序盤から知らない形に持ち込まれてけっこう力戦の将棋だったんですけど、最後はピッタリ詰みがあるような形になって。100手超えの熱戦だったので印象に残っています。
――決勝戦はどうでしたか
横村 最初は失敗したかなと思ったんですけど、思い切った手も指せたし、しっかり読みを入れて指せたのはよかったかなと思います。
――勝ちを意識したのはどのあたりですか
横村 △6七香(60手目)が打てて、そのあと竜を切った局面はこっちが結構詰まない形だったので、攻めきれるかなと思っていました。
――一次予選に向けての意気込みをお願いします
横村 悔いのない将棋を指せればなと思っています。初めて女流の公式戦に出たとき、予選3回戦(霧島酒造杯第46期女流王将戦の和田あき女流二段戦)でけっこうボロボロにされた将棋があるので、そういう将棋がないようにしたいです。
【東】第1ブロック優勝、岩田さんインタビュー
東日本大会第1ブロックで優勝を果たした岩田弓芽さんにインタビューしました。
(1ブロックを勝ち抜いた岩田弓芽さん)
――今大会で勝ち上がったことへの感想をお願いします。
岩田「女流王座戦のアマチュア大会はこれまで何回か出場していたのですが、決勝戦まで勝ち残れませんでした。今回は代表になりたいという強い気持ちで臨みました」
――印象に残る対局をお聞かせください。
岩田「決勝戦です。中盤で銀取りに5筋の歩を突いたのですが、よかったかどうか。銀を引かれたあとに、桂を6四に打たれる手が見えていませんでした。そのあとに守りの銀を5七に出る展開になってしまったので、中盤はあまり自信はなかったです。終盤は時間がなくてわからなかったのですが、▲8五桂(73手目)と打ったときに少しいいのかなと思いました」
――どのあたりで勝ちと思いましたか。
岩田「勝ちを確信できたのは終局直前で、△4四玉(92手目)に▲5四銀成からの詰みが見えたところです。それまでは△7九竜▲同銀△8八角成からの頓死筋があって、安心できないと思っていました」
――初めての一次予選出場となります。意気込みをお聞かせください。
岩田「女流棋士を目指しています(関東研修会に所属)。女流棋士の資格が得られる本戦ベスト8(昇段規定)に進められるように勝ちを積み重ねたいと思います」












東日本大会第2ブロック決勝▲渡邉百々香アマ-△上田可奈子アマ戦は、上田アマが勝ちました。終局時刻は17時28分。ともに持ち時間を使いきりました。







