2017年11月11日 (土)

10時30分、現地2階では大盤解説会の開会式が行われました。

Photo_87 (解説会に集った棋士たち)

Photo_88 (右から淡路立会人、山崎八段、糸谷八段)

Photo_89 (右から宮本五段、西田四段)

Photo_90 (右から長谷川女流二段、里見咲女流初段、山口絵女流1級)

Photo_91 (淡路立会人が開会の挨拶を行った)

34 10時に始まった対局は、里見女流王座の5筋位取り中飛車に対して、加藤女王は居飛車穴熊の作戦。里見女流王座は美濃囲いから銀冠に組み替える得意形で応戦しています。

Photo_86 (対局開始前、瞑想する加藤女王)

Photo_78 (10時、一礼して対局が開始された)

Photo_79 (初手▲2六歩を指す加藤女王)

Photo_80 (里見女流王座はすぐに△3四歩を指すと、目を伏せた)

Photo_82 (山崎八段、糸谷八段も対局室に入って開始を見守っていた)

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Photo_71 (本局も先に入室したのは加藤女王。9時48分だった)

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Photo_75 (9時51分、里見女流王座が入室)

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Photo_77 (里見女流王座が駒を盤上に広げ、対局準備がはじまった)

おはようございます。第7期女流王座戦五番勝負第2局は、対局日の朝を迎えました。本日のタイムスケジュールは以下の通りです。

  • 10:00 対局開始
  • 11:00 午前のおやつ
  • 12:00 昼食休憩
  • 13:00 対局再開
  • 14:30 午後のおやつ
  • ??:?? 終局

【棋譜ページ】

http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/7/joryu_ouza201711110101.html

Photo_64 (8時50分ごろの大阪の空。雨模様だったが、いまは晴れ間も見えている)

Photo_65 (西遊棋イベントに出演する糸谷八段が芝苑に到着した)

Photo_45 (締めの挨拶をする吉村博文・リコージャパン株式会社販売事業本部 関西MA事業部 LA営業部長)

Photo_46 (閉会後、30人ほど参加者が居残っていた)

以上で本日の更新を終了いたします。明日もどうぞよろしくお願いします。

 

その後、第2局の戦型予想などが行われました。

Photo_38 (壇上に上がった西遊棋イベントを担当する棋士や女流棋士)

Photo_39 (西遊棋イベントの実行委員を務める宮本広志五段)

Photo_40 (西田拓也四段は「ゴキゲン中飛車にすんなり組ませるか拒否するかどうかが最初の見どころ」と話した)

Photo_41 (長谷川優貴女流二段はゴキゲン中飛車の戦いになると予想)

Photo_42 (里見咲紀女流初段は妹として、また一人の女流棋士として、戦いを見ることになると話した)

Photo_43 (山口絵美菜女流1級は、宮本五段とともに実行委員を務める)

Photo_34 (花束を手に記念撮影。このあと、両対局者は退場しました)

Photo_35 (両対局者の退場後、壇上では山崎八段と糸谷八段による第1局の振り返りが行われました)

Photo_36 (山崎八段)

Photo_37 (糸谷八段)

続いて、両対局者による挨拶が行われました。

Photo_26 (まずは里見女流王座から挨拶)

Photo_27 皆様、こんばんは。里見香奈です。本日はお忙しいなか、本当にたくさんの方々にお越しいただきまして、うれしく思います。女流王座戦開催に当たりまして、多くの関係者の皆様にお世話になっております。心から感謝しております。ありがとうございます。今回、対局会場は芝苑であり、ウェスティンホテルで前夜祭です。関西の将棋会館が近くにありますので、普段、私は散歩をしに通ることが多いです。こんなに立派なホテルで前夜祭をすることができて、うれしく思っております。また、対局者としてここに立つことができて、幸せを感じております。明日の対局ですが、今日、いろいろ励ましの言葉や『応援しているよ』という特別の言葉をいただきまして、本当にうれしいです。それを力に変えて、自分自身、いま持っている力をすべて出しきれるように、一生懸命考えて頑張りたいと思っております。本日は本当にありがとうございました。
(書き起こし=飛龍記者:写真=潤)

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Photo_29(次に加藤女王が挨拶を行った)

Photo_30 皆様、こんばんは。挑戦者になりました加藤桃子です。本日はお忙しいところ、たくさんの方にお越しいただきまして、まことにありがとうございます。私が大阪に来るのはもう何回か分からなくて、毎年、幸いなことに来させていただいております。いつも皆さんに、励ましの言葉や温かいお迎えをいただいて、何より笑顔にさせてくださるので、本当にうれしく思っております。ありがとうございます。明日は例年どおり、料亭の芝苑さんでの対局となります。いつも芝苑さんの駒を使わせていただいているのですが、今回は『関西駒の会』の方の作られた駒を使わせていただきます。とても楽しみにしております。検分のときにも見させていただいたのですが、女性が扱いやすいような、少し小ぶりなとても素敵な駒でした。気持ちを込めて指したいと思います。最後になりましたが、主催の株式会社リコー様、特別協力の日本経済新聞社様はじめ、関係者の皆様、将棋ファンの皆様、いつもご尽力、ご協力いただきまして本当にありがとうございます。私も感謝の気持ちを持ちながら精一杯戦っていきたいと思います。明日はよろしくお願いします。ありがとうございました。
(書き起こし=飛龍記者:写真=潤)

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Photo_32 (挨拶終了後、両対局者に花束が子供たちから贈られた)

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歓談後、前夜祭に参加している棋士が登壇しました。

Photo_15 (登壇した棋士たち。東和男八段は、このあとやや遅れての登壇となった)

Photo_16 (ベテラン棋士たち)

Photo_17 (森信雄七段門下の兄弟弟子)

Photo_18 (ベテランから若手まで)

Photo_21 (女流棋士たち)

Photo_22 (棋士を代表して、谷川九段が挨拶)

女流王座戦も第7期となり、加藤さんが4期、里見さんが2期、ふたりで女流王座を分け合ってきました。ふたりの活躍によって女流王座戦の歴史が刻まれてきたことになります。私は半月ほど前に行われました、高知の第1局で立会を務めさせていただきました。前夜祭、当日の解説会に大勢の方にお越しいただきました。将棋のほうも加藤さんが勝ちましたが、里見さんも苦しい将棋を辛抱して、あわや逆転かというところまで追い込んで大熱戦だったと思っております。明日も第1局以上の大熱戦を期待したいと思っております。今日ここにいらっしゃった皆様方にはイベントにご参加の方もいらっしゃると思いますし、日本経済新聞紙上で、またネットのほうでも棋譜、対局者の姿など、豊富な写真と記事で楽しんでいただけると思います。ぜひ明日の対局を楽しみしていただきたいと思っております。将棋界は藤井(聡太)四段のお陰で非常に盛り上がっていますが、ぜひ女流王座戦のほうも注目していただければと思っております。
(書き起こし=飛龍記者:写真=潤)

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