前夜祭(7)
前夜祭(6)
前夜祭(5)
前夜祭(4)
今回は里見さんがタイトルホルダーで、加藤さんが挑戦者です。前期は加藤さんがタイトルホルダーで、3勝0敗で里見さんが奪取されましたが、高知県の第1局は加藤挑戦者が大熱戦の将棋を見事に制されました。これからの戦い、明日の第2局も大変な熱戦になるかと思いますが、私も注目したいと思っております。話は変わりますが、皆さん、昨日「新語・流行語大賞」に「ひふみん」(場内笑)と「藤井フィーバー」、将棋界から2つノミネートされました。これは恐らく、いままでなかったことだと思います。今年は藤井君(聡太四段)の活躍で、それとともにといったら加藤先生(一二三九段)に怒られますが、加藤先生もフィーバーされて将棋界が大変注目されています。これから年末にかけて、また来年度も勢いよく将棋界が注目されるようにと思っております。この対局も全国の将棋ファン注目の一戦と思いますが、明日は料亭芝苑で行われます。ネット中継や新聞等でも見ていただければと思います。
(書き起こし=飛龍記者:写真=潤)
前夜祭(3)
(スクリーン紹介を終えると、両対局者が入場して壇上へと登った)
(はじめに、古島正・株式会社リコー執行役員より開催の挨拶が行われた)
このふたりの戦いは去年と立場を入れ替えています。先々週、高知で第1局が行われて加藤さんが先勝され、今後どうなるのか非常に楽しみです。里見さんが五冠を持ち、加藤さんが女王で、6つのタイトルをふたりでシェアしています。ここに変化が起こるのかどうか、私もひとりのファンとして、非常に楽しみにしております。リコー杯もおかげさまで今回、第7期を迎えることができました。そのなか、加藤さんが全7期でタイトル戦に登場され、もう4回取られています。5回目となるとクイーン王座となります。また、里見さんはここでタイトルを失うわけにはいかない。六冠全制覇もあるので、ふたりとも負けられないかと思います。
(書き起こし=飛龍記者:写真=潤)