2012年7月11日 (水)
昼食休憩
12時10分、2局とも昼食休憩に入りました。対局は13時に再開します。
▲貞升-△中井戦の消費時間は▲貞升1時間0分、△中井55分。
▲中村真-△石橋戦は▲中村真50分、△石橋56分。
持ち時間は各3時間です。
▲貞升-△中井戦、矢倉戦に
▲貞升南女流1級戦-△中井広恵女流六段戦は、矢倉戦に進みました。
【局面図】は、23手目▲3六歩までの局面。
後手の中井女流六段が△8四歩と飛車先を突かずに進めているのが工夫で、プロの公式戦における前例も12局と少ない。
しかし、12局の前例では後手が11勝1敗と大きく勝ち越しており、中井女流六段自身も後手番を持って3戦全勝という結果を残しています。
中井女流六段が得意にしている形に対し、貞升女流1級はどのように対抗するのでしょうか。
▲中村(真)-△石橋戦、中村が前例から変化
▲中村真梨花女流二段-△石橋幸緒女流四段戦は、午前中から早くも激しい戦いが始まっています。
【居面図】は、32手目△5五歩までの局面。
両者は昨年9月に行われた女流王将戦挑戦者決定戦でも同じ局面を経験しており、その時は中村女流二段が▲5七金と受けていましたが(結果は石橋女流四段の勝ち)、本譜は▲7五歩と変化しました。
これを受けて、それまでは時間を使わずに進めていた石橋女流四段も19分の考慮。
△5六歩と攻め合いを目指し、両者一歩も引かぬ激しい攻め合いになっています。
本日の対局立会は、田辺一郎七段
▲貞升-△中井戦、対局開始時の光景
▲中村(真)-△石橋戦、対局開始時の光景
本戦1回戦 石橋-中村(真)戦、中井-貞升戦。
2012年7月 6日 (金)