2023年3月19日 (日)
対局再開
昼食休憩時の対局室
昼食休憩
とちぎ将棋まつり(1)
午前のおやつ
戦型は角換わり
戦型は角換わりになり、渡辺棋王が早々に▲4五桂と仕掛けます。前例は18局(先手11勝、後手7勝)で、▲4五桂に代えて▲5六歩のほうが多数派でした。
本譜は▲4五桂に△2二銀▲7五歩△6三銀▲7四歩△同銀▲5六角と進みます。△6三銀から前例を離れました。
先手は桂頭攻めで手にしようとしています。△6三銀は▲7四歩なので、△6五歩▲同歩△4四角が実戦の進行です。

△4四角は先手玉のコビンを狙い、△6五桂や△6五銀、また△8六歩を組み合わせて迫ろうとしています。攻めを重視した角打ちで、△4四歩が突けなくなるので桂をタダ取りすることはできません。。また壁銀も気になるところです。渡辺棋王は△4四角に▲7九玉とかわしました。
(紋蛇)
















12時、図の局面で藤井竜王が31分考えて、昼食休憩に入りました。消費時間は☗渡辺56分、☖藤井1時間28分。昼食注文は渡辺棋王が「栃木和牛のステーキ丼」。A5ランクの和牛を使用した逸品です。藤井竜王は「鹿沼にらの玉子とじと八汐鱒の押し寿司」。玉子とじは、鹿沼市名産品のニラと日光御養卵をふんだんに使いました。八汐鱒は中禅寺湖の名産です。対局は13時に再開されます。







